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      秋田しょっつるの原料であるハタハタは、秋田県の県魚。
 魚偏に神と書いて「鰰」ハタハタ。その昔、厳冬の日本化沿岸の人々にとって、冬の訪れに轟く雷(神鳴り)と共に突然海岸に打ち寄せる獲りきれないほどのハタハタは、神様が遣わした魚と信じられ「鰰」と呼ばれるようになったと云われています。
 そのハタハタも七〇年代以降は乱獲のため激減。数十年前の1~2万トンというまさに無尽蔵の漁獲量から、どん底の91年には70トンにも激減し、絶滅の危機に瀕した。
 そこで翌92年から3年間、地元の漁師たちは自主的な全面禁漁に踏み切りました、。これは漁師たちが自主的に規制をした世界でも初めての、唯一のケースです。
 その後、毎年の資源状態に合わせて漁獲する資源管理型漁業へと転換。身を削る行動が実を結び、2000年には1000トン、03年には3000トンを上回るようになり、秋田の味は守られました。
 そのハタハタで作るしょっつるは、新鮮なハタハタを天日塩に漬け、仕込み樽に入れ重石をして、ときどきかき回して空気を入れるだけであとは基本的に何もしない。ただし、醸造期間中は、温度や発酵環境に細心の注意を払います。とはいえ人が出来ることは、発酵がより良い状態で行われるように手助けをするくらいで、あとは自然のチカラを見守り、ただひたすら待ちます。その後1~2年ほど経てばじわじわ発酵し、タンパク質がアミノ酸に分解される。身は分解されて液状に。熟成期間は長ければ長いほど、まろやかさと芳醇さが増します。
 ドロドロの味噌のような濃厚な原液を漉し布でろ過すると、琥珀色に澄んだ一滴が抽出されます。あとは加熱処理をすれば、「秋田しょっつる」の完成です。
 1トンのハタハタから多くて500リットルの魚醤。水も調味料も保存料も何一つ加えない天然の旨味調味料のため大量生産はかなわない。
 
 とにかく匂いが気になるという印象の魚醤ですが、ハタハタだけで仕込むと匂いがほとんど気になりません。火を通せば塩辛さは甘さとコクに変わり、クセが無くなり、味がより一層深くなります。
 使い方としては、しょっつる鍋が字のごとく有名ですが、パスタの味付けに使ったり(しょっパ)、炒めものに使ったり、最近では良く使われるようになったナンプラー(魚醤)と同義。しかしあったかいアジアの地域で出来る魚醤(半年ぐらいで完成)と日本の気候でじっくり2年以上熟成されたものはまた違う味わいです。 土地のモノを日常食にしていきたいですね。
                     おじゃまします。

           秋田 しょっつる 130g    735円(税込) 
                 原材料  ハタハタ 食塩 
                 製造者  諸井醸造所 

2008.02.14

  キンカン

 巷で人気の知事が居る宮崎県から

      金柑

     入荷です

 完熟宮崎県産有機きんかん

もちろん皮ごとパクっと食べられます
農薬を使って無いので安心して皮も食べられます(キンカンは皮がとても美味しいッス)、コンポートや蜂蜜漬けにしても最高ですね

咳や喉にイイので乾燥した風に当たってかえって来たら、うがいをしてキンカンを食べて春を待つのも粋です

    

   パクっ♪

2008.02.13

  山のパン

こんにちは 

お外も寒波まっただ中でなかなか朝ごはんに時間がかけられませんね

コタンスタッフとパン好きの方に、そんな寒さを一気にヒートアップさせてくれるお知らせ

 

  
  じゃん!

 
↑上の写真は、レーズンがギッシリ入ったフォカッチャです

←こちら、左の葉っぱ形のパンが“いなかパン”右となりが“ベーグル”

     新しいパン屋さんの配達が始まりました!

       焼き杉ログハウスの自然パン工房
             ほととぎす

■毎週火曜日、金曜日に入荷します、以前の曜日から変更になりました

□どのパンもとても気持のこもった暖かいパン
○2005年の春から奥さんと二人で古いお家を直しながら、米や野菜作り、それにヤギや ミツバチを世話しながら、おいしいパンを食べたいと自分たちで焼き始め、そのパンを少しづつおすそ分けするように、パンの販売も始めたそうです。

   コタンには火、金!

それに毎月第一日曜京橋の朝市にも今月から出店をはじめ、御津の工房も週に一回土曜日だけ開けています

        ●パン工房ほととぎす
        ○京橋の朝市 7:00~ 無くなり次第
        ○パン工房  10:00~17:00 毎週土曜日のみ
     お問い合わせ先
   Tell & Fax **0867-24-1501