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地元産小麦の自家石臼製粉の小麦100%のうどん屋さん

一文字さんの乾麺【黒うどん】

一文字 / 一文字うどん 200g

※商品名、写真を押すと商品ページに飛びます。

❓黒いうどんって❓

胚芽2%、胚乳83%、外皮15%でできている小麦粒をまるごと石臼で挽いた小麦粉が原料。

石臼製粉機の回転数は1分間に6回転とゆっくり。

摩擦熱がほとんど生じず酸化やタンパク質異形のリスクが少ないと言われています。

小麦本来の色、風味と栄養、食感が生きたうどんです🙌🏻

❓白いうどんって❓

現在の小麦製粉の99%以上であるロール式製粉機で挽いた小麦粉が原料。

回転数は1分間に200〜500回転と高速🔥

一度にたくさん製粉でき、外皮(ふすま)と胚芽を含まない胚乳100%の小麦粉で出来た白くつるりとしたうどんです。

日本で消費される9割が輸入小麦のなか、一文字さんの黒うどんは地元産のふくほのか小麦100%✨

お店に行くとしらさぎ小麦のうどんも食べられます🤤

黒うどんに食べ慣れたわたしは白うどんを食べても味が足りない!と満足できなくなりました🙇🏻‍♂️

大きなお鍋でたっぷりのお湯で。

少しひっつきやすいため、関わりながら茹でるととっても美味しい仕上がりに✨

一度水でしめてから、ざるやかけうどんに。

八丁味噌をたっぷり使って味噌煮込みうどんもおすすめです🤤♨️

The MARKET Original Stollen

The MARKETでは、今から20年以上前にフランス産小麦でおこしたルヴァン酵母をかけ継ぎながら、毎日パンを焼いています。

その酵母で発酵させた生地に、約半年間洋酒に漬け込んだドライフルーツ、ナッツ、6種のスパイスをたっぷり練り込んで焼き、種子島の粗糖をまぶした特製シュトレンは、素材そのものの美味しさに加え、しっとりとしたリッチな食感が特徴です。

こだわりの素材

三重県産小麦ニシノカオリ https://www.cotanfoods.com/?pid=164289336

種子島の粗糖 https://www.cotanfoods.com/?pid=151667144

有機ドライフルーツ https://www.cotanfoods.com/?mode=cate&cbid=2588979&csid=1

有機スパイス https://www.cotanfoods.com/?mode=cate&cbid=2588929&csid=12

The MARKET 自家製天然酵母

カンナンファーム 非遺伝子組換え飼料卵

ひまわり乳業 低温殺菌牛乳 

(リンク表記のある食材はコタンネットショップからご購入いただけます)

※上記は原材料の一部です。詳しくは商品裏面の成分表示シールか、ネットショップの商品ページ(https://www.cotanfoods.com/?pid=150387483)をご覧ください。

美味しい食べ方

本場ドイツでは、クリスマスの一ヶ月ほど前から、薄くスライスしたシュトレンを毎日少しづつ食べるそうです。

熟成していくほどに生地と具材が馴染み、より美味しくなっていきますので、味の変化を楽しみながらお召し上がりください。

切り方と保存のポイント

まずは真ん中でカットし、中央から外側に向かって、そのとき食べる分だけをスライス。

切り終わったら断面同士を合わせて、全体をラップで包み、ビニール袋に戻します。

中央から左右対称に切り進めていくと、重ね合わせる断面の大きさが揃うので乾燥を防ぎやすくなります。

ビニール袋はしっかりと封をして、冷蔵庫には入れず直射日光の当たらない涼しい場所で保存してください。

おすすめの楽しみ方

コーヒーや紅茶のお供にはもちろん、赤ワインやブランデーとも好相性。

フライパンやトースターで軽く炙れば、スパイスと洋酒の香りがより引き立ちます。クリーミーなチーズを乗せても◎

カットするときにパラパラ落ちる粗糖を集めて、紅茶に溶いたり、ホットワイン作りに使うのもおすすめです。

期限内に食べきれないことがあれば、オーブンでラスクのようにカリッと焼くと少し日持ちが延びますよ。(焦げやすいので慎重に…)

この時期だけの特別な贅沢を

華やかな香りで存在感があり、日持ちの長いシュトレンは、お歳暮やクリスマスプレゼントといった季節のギフトにぴったり!一年頑張った自分へのご褒美にもいいですね。

人数に合わせてカットできるので、年末年始の人が集まるシーンでも活躍してくれます。

冬だけの特別な贅沢をお楽しみください!

The MARKET

ネットショップの商品ページはこちら

ぐっと寒くなってきて
秋らしい日々が続いていますね。
みなさんお元気にされていますか?

先日、コタンスタッフでコタン研修ツアーに行って参りました♪

岡山の東部(備前市、瀬戸内市、邑久町)でお世話になっている生産者さん達。
直接現場やお話が聞けるので毎回とても楽しみ!

それぞれの生産者さんの研修ツアーの様子を数回に分けお届けします♪

はじまりハジマリ~!

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【備前福岡 一文字うどん】

岡山県瀬戸内市。
豊かな吉井川とその周辺の緑に囲まれた小さなセルフうどん屋さん。

自家栽培・自家製粉(しかも石臼)の小麦粉を使用した、とても珍しいうどん屋さんなのです!

石臼と共に出迎えてくれたのは、二代目の大倉秀千代さん。

柔和な雰囲気と笑顔が素敵なお方。
石臼で小麦を挽く実演をしてくださいました。

元々東京でメーカーの営業職を20年され、Uターンで家業のうどん屋を継ぎました。

子供が産まれてから、田舎暮らしや食に興味が湧いていた秀千代さん。

うどん屋を継ぐとき、奥さんの友人で食に関心のある人に
「でも日本の小麦ではないんでしょう?」と言われ
その時「そんなものは無いよ」と答えたそうです。

当時うどんの原料と言えば輸入小麦が主流。

「うどんは日本の伝統食なのに、なぜ輸入小麦を使うんだろう?」

うどんの材料は、小麦粉と、塩水。
シンプルだからこそ、小麦のおいしさと安全にどうしてもこだわりたかった。

その思いから
「日本の伝統食であるうどんを国産の小麦粉で作りたい」そう強く思ったそうです。

そんな中、小麦の日本の自給率は15%。
ほとんど輸入に頼りっきりです。

因みに、原料に「小麦(国内製造)」とあっても
日本国内で製粉したという意味で原料の小麦は外国産がほとんど。

全国うどんに合う国産小麦を探し回り、辿り着いた先は灯台下暗し、隣町にあったそう。

絶滅危惧品種小麦の「しらさぎ小麦」

昔では瀬戸内沿岸で沢山栽培されていたそうですが、現在では超希少種で中々入手困難に。

それなら自分で栽培しよう!(しかも無農薬!)
と、種を分けてもらったのが小麦からつくるうどん屋の始まりです。

通常小麦はロール製粉機が主流ですが
どうせ挽くなら石臼製粉にこだわりたい、と石臼製粉業者を探すもすでに廃業。。

それなら自分で挽こう!と石臼製粉機を購入。

すごいバイタリティです!

それから国産小麦・石臼製粉でうどんを作る試作の日々が始まりました。

自然栽培で育てた小麦を石臼から挽いて製粉する。
小麦から採れる小麦粉は全体の7割。
石臼では2度の製粉作業が必要なので時間も倍かかります。

時間をかけて製粉した小麦粉から作るうどん。

手間暇かかるうどんは、元々ハレの日(特別な日)の食べ物でした。
ファーストフードのように食べるようになったのは近代になってからだそう。

そんな中、当時は国産小麦でうどんを作るのはコストも高く、プロでも扱いが難しい。
そのわりには特に美味しいわけではない、というのが主流。無謀だと言われたそうです。

そして最初に出来たうどんはブツブツと切れやすく、うどんとは言えない代物。

それでも石臼の溝の形や回転数、配合など調整し、諦めずに試作を重ねた結果
もっちり滑らかなうどんが実現しました!

渾身のうどん!

ただ、事前に茹でておき、食べる時に再度茹でて温めるセルフうどんには
しらさぎ小麦はあまり合わなかったそう。

なのでしらさぎ小麦のうどんは注文をもらってから茹でるスタイルに。

セルフうどんには「フクホノカ小麦」を使用しています。

今ではこちらのフクホノカ小麦も
同じ瀬戸内市内の農家に委託栽培して育ててもらい、自社石臼製粉しています。

手間暇かけた石臼製粉の良い所は、製粉時に熱がほとんど発生しないため、
たんぱく質の変異も少なく、小麦の風味がしっかり残っている事。

また、一粒丸ごと胚芽もふすま(外皮)も製粉するため、栄養価も高い。

全部入ってるからこそ、一文字うどんのうどんは少し黒ずんで見えるのです。

そんなうどんに情熱をかける秀千代さん。

情熱はうどんだけではありませんでした。

小麦を育てようと思ったきっかけのひとつに故郷の景観があります。

時代と共に農家がどんどん辞めていき、畑を住宅にしたり、耕作放棄地がどんどん増え、
故郷が寂しい風景になってきた。

故郷の景観を作っているのは農業だ。

その思いから、耕作放棄地にフクホノカ小麦の委託栽培をお願いしていった経緯もあります。

このフクホノカ小麦は慣行栽培(農薬使用)ですが、
農家の方にお話しし、化学肥料は使用せず菜種カスを使用しています。

ご自身で育てる無農薬のしらさぎ小麦の表作では、合鴨農法の無農薬でお米も作っておられます。
(引退した合鴨はお店で鴨南蛮うどんとして登場)

豊かに実る麦の穂や合鴨が戯れる田んぼ。

秀千代さんが大事にしたかった故郷の景色がここにはあります。

そして、最初に言われてたよう、日本の小麦の自給率は15%。

昔の「朝昼晩ご飯」を食べてた文化から
現代は「朝パン、昼麺、夜ご飯」が主流になって来た。

米の代わりに主食ともいえる状況の小麦の自給率がたった15%。

もし外国から輸入する小麦が、不作や規制などで日本に入って来なくなってしまったら。。

自分たちで小麦を作る重要性を感じています。

もし日本に輸入小麦が入らなくなっても、自分たちで小麦を作る一文字うどんは
うどんを打っていくことが出来ます。
これってとっても強い事。

日本の食物全体の自給率は37%。
(みなさんはどう感じますか?)

自分たちで食べる物を自分たちで育てる事。
その土地で生きて行くという事。

お店で出す天ぷらも、自身の畑や地元の農家さんの野菜を使用。
出来る限り地産地消で作って行く。

その一環として、毎月第4日曜日に開催の「備前福岡の市」も秀千代さんが発起人です。

一文字うどんのある岡山県瀬戸内市長船町福岡は、
国宝の一遍上人聖絵に描かれている「中世福岡の市」で有名なところです。
中世では、「山陽道で第一級の都市」といわれたほど栄えたところ。

それほど豊かで栄えたこの土地をまた活気づかせたいと始められました。

「備前福岡の市」では
地元瀬戸内市の農業者、生産・加工業者、工芸家を中心に、自慢の品が集まります。

そのほとんどの生産者が、環境負荷の少ない農法による生産や
その生産物の加工・販売を行い、地産地消に取り組んでいます。

一文字うどんの取り組みが輪になって、地域や環境を守る人たちを繋げていったのです。

生産者以外にも、一般の方にも食育を通して食べる事、環境、地域に興味を持ってもらいたい。
そういった思いで「一文字うどん教室」や「農業体験」も実施されています。

ここで、一文字うどんさんからお知らせです♪

近日、秀千代さんのうどん教室が開催されます!

全4回。
会場は岡山県瀬戸内市の一文字うどんと瀬戸内市邑久町牛窓の牛窓テレモーク。

現在募集中ですので、ご興味あれば是非応募してみてくださいね◎

詳細・お申し込みはコチラから↓↓↓
「瀬戸内市産小麦で手打ちうどんを楽しむ
(全4回)」
https://ushimadotepemok.stores.jp

一文字うどんの研修で感じたのは、良い循環の輪です。

原料にこだわる→国産小麦→→自給する(自分たちで作る)→環境への配慮→
→地産地消→地域活性化→消費者への食育→→そして原料にこだわるに戻る

この輪はどれが無くなっても繋がっていきません。

今回、メルマガを書くにあたって
一文字うどんさんの過去のブログや記事を読む機会がありました。

その中の文章に、今回の研修で感じた、秀千代さんの想いが詰まっているように思ったので
抜粋致します。

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この地域を、子や孫の代まで住み続けられるような地域にしたいと思っています。
そのためには、地域住民の多くが関わる農業がうまく回っていく必要があり、
小規模でも持続できる地域営農モデルを作りたいと考えています。

今後、「親子田んぼと食べるもん学校」と
地元の「五穀合鴨農法研究会」の生産者が連携し、
農業応援団を広げるような活動をしていければと思います。

また、地域に愛着のある子は地域を大切にします。
今の子ども達に原風景・原体験をたくさん経験してもらい、
次の世代の地域づくりにつなげていければと思っています。

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その他にも、

北海道大学で開催された、国際セミナーに登壇された時のブログでは

「いい農業」は、生産者だけではできないんだということを、
そして、「いい農業」は、生産者だけの問題ではなく、食べる人にも同じような問題なのだということ
改めて確認することができました。

という文章が。

コタンで働いていて常々感じる、自分は消費者として何が出来るのかという事。

幸いコタンという想いの詰まった生産者さんの商品を扱わせていただく商店に勤めています。

生産者さんの想い、商品の良さを伝えていけたらと強く思いました。

そして循環の輪がしっかりとした太い輪になっていけたら。

商品を繋げたり、買って食べたり、そういった地産地消のイベントに参加したり、
消費者として関わろうと思えば大なり小なりできます。

そこに関わろうとするか、関わらないままにするか。

それは自分が決めること。

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一文字うどんさんの研修の終わりに、コタンの代表が付け加えました。

「日本の小麦の自給率を考えると本当に深刻。
 自分で作った無農薬の小麦で自家製紛しうどんを打つ一文字うどんさんは
 本当に日本の最先端。

 日本で小麦栽培がどんどん増えて行く事、まず自給率を上げる事が大切。

 日本の農業は慣行栽培(農薬化学肥料を使う農業)がスタンダードになってしまっている中で
 全て無農薬の小麦を作っていくようになるには長い時間がかかると思う。
 (長年慣行栽培をしている農家さんのマインドや行政の仕組みなど)

 まずは慣行栽培であっても「自分たちで小麦を作る」事が大切だと思う。」

物事が変化する過程には段階があると思います。

いきなり全て完璧にしようと思うとスタートすら切れない時がある。
規制しすぎて普及しなかったりする。

理想はしっかり持ちつつも、まずは徐々に。
出来るようになって、徐々にやりたい事をクリアしていく。

これも大事な事だと思います。

オーガニック商品を求める理由は人により様々。

選んでもいいし選ばなくてもいい。
色んな人が居ていい。
自身で選択することがとても大切なのだと思います。

そんな一文字うどんさんの商品がコタンネットショップでも買えます♪

ぜひ国産小麦・石臼製粉の小麦本来の味を味わってみてください!

一文字 / 一文字うどん 200g

※画像を押すと商品ページに飛びます。

岡山県瀬戸内市産「フクホノカ小麦」使用。自家石臼挽き小麦100%の乾麺タイプのうどん。
黒く見える色の秘密は、ふすまと胚芽も一緒に挽きこんでいるから栄養たっぷり。
自家石臼挽きだからできる、香り高いおうどん。
お家でも一文字うどんさんのうどんが楽しめます!

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一文字うどん / 岡山県産 無農薬 しらさぎ小麦(薄中力粉) 500g

※画像を押すと商品ページに飛びます。

一文字うどんさん自身が育てた絶滅危惧種の希少な無農薬「しらさぎ小麦」。
石臼で小麦を丸々製粉したきめ細かい薄力粉です。
ふすまと胚芽も一緒に挽くので少し黒く見え、麦本来の香りや旨味を楽しめます。
うどんの他にお菓子、お好み焼きなどもオススメ!
とても希少ですので数はあまりご用意出来ませんが是非お試しいただきたい逸品です。

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一文字うどん / 岡山県産 フクホノカ (薄中力粉) 500g

※画像を押すと商品ページに飛びます。

瀬戸内市の農家さんに委託栽培してもらい自社で石臼製粉されています。
石臼で小麦を丸々製粉したきめの細かい薄力粉。
ふすまと胚芽も一緒に挽くので少し黒く見え、麦本来の香りや旨味を楽しめます。
うどんの他にお菓子作りはもちろん、お好み焼きやたこ焼きは、外はカリッ!
中はふっくらとしてとても美味しいです。
こちらは慣行栽培ですが、化学肥料は使用せず菜種カスを使用しています。

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食品について深く考えさせてもらった「一文字うどん」さん。

今は三代目の息子さんと一緒にお店と地域を盛り上げておられます。

活き活きお話しするお姿が印象的でした◎
秀千代さんありがとうございました!

研修はまだまだ続きます!
次回のレポートもお楽しみに♪