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夏本番!
みなさん夏バテされていませんか??

暑くて何もやる気が起きないよ。。
そんな暑ーい日にこそ食べたくなるツルツルのど越しの《そうめん》
そうめんなんてどれも一緒じゃない??
味気ないんだよな~。。

いやいや、そんなことないんです!

ぜひ味わって欲しいとっても美味しいそうめんがあります!

今日はコタンでイチオシのそうめんをご紹介♪

平井製麺所 / 手のべそうめん

※商品画像を押すと商品ページへ飛びます※

コタンのルーツ、小豆島のヤマロク醤油さんのご紹介でのご縁。

「自分の思う美味しいそうめんが作りたい!」
という思いでそうめん協会を脱退し家族でそうめんを作る平井製麺所さん。

平井製麺所さんへはコタンスタッフは何度も見学に行かせていただいています。

何よりも自分の仕事が好きで、だから毎日楽しい、こんなに恵まれていることはない。
と終始笑顔で話してくれる平井さん。
あらゆることを試して常に最高のものを作り出したい。
細麺、中麺、太麺、それぞれ小麦粉の品種や油の分量を変えるというこだわりぶり!
それぞれの太さに書かれてる推奨茹で時間も研究の賜物。

食べてみると分かります。
こんなツルツル滑らかでコシのあるそうめん初めて!!

「そうめんにはうるさいんよ」と言っていたあるこだわり派のおじさんも
「これはわしの一番のお気に入りのそうめんとおんなじくらいうまい」と、
その方の最上級の評価をいただきました。

そうめんなんてどれも一緒なんて概念は吹っ飛びます。。

そんな平井さん、無類の動物好きで特に鳩には熱い。
人間のように言葉がしゃべれないからしっかりと様子を見て感じないといけない。
しゃべれない分うそをつかないから。
しっかり見てしっかり世話をするとその分ちゃんと応えてくれる。

そうめんの話と鳩の話、どちらの話をしている時も楽しそうな平井さん。
どちらにも、愛しいからこそこだわりぬく愛情を感じます。
そんな信頼感あふれるお人柄です。

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コタンスタッフ&お客様も絶賛!

◆とっても簡単アレンジレシピ◆

《ツナうどん》(一人前)

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平井さんのそうめん(太麺・紫帯) 1~2束

あいこちゃんのツナ缶 1缶

鶴醤(小豆島・ヤマロク醤油) 適量

・ごま・ネギ たっぷりがおいしい!

平井さんのそうめんを茹でる(太麺は6分)
茹で上がった熱々の麺をどんぶりに入れる。
ツナ缶を汁ごと入れる。
ネギ・すりごまをのせる。
鶴醤を適量かけて混ぜるだけ!

こんなに簡単なのにこの美味しさ!
お醤油のコクとツナコク、ネギとゴマの風味。。
何より平井さんのそうめんのコシと旨みが噛めば噛むほど味わえます♪
熱々のうちにどうぞ♪

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そうめんに合う麺つゆ

コタンにはオススメの麺つゆが盛りだくさん♪

《菊つゆ》
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ヤマロク醤油の菊醤をベースに、羅臼産の昆布、枕崎産の鰹節の出汁、種子島産の砂糖で甘口に仕上げた
香り高いだし醤油です。
麺つゆ、煮物、おでん、卵かけご飯にも合います◎

《いりこだし醤油》
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瀬戸内海産のいりこ(煮干し)を使用。コタンのある瀬戸内地方はいりこ出汁文化◎
丁寧にワタを取り、合成添加物・化学調味料は一切不使用!
麺つゆにの他に冷奴、焼き魚などかけ醤油にもよく合います。

《三河 白だし》
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化学調味料不使用、国産原料の無添加白だし。
小麦由来の白醤油「しろたまり」をベースに、枕崎産本鰹、道南産の真昆布、
地元・愛知県産の椎茸などの上質な原料を使用。
お吸い物、おうどんや煮物など、だしの風味が際立ちます。

◆白だしそうめんアレンジレシピ◆

《さっぱりレモン白だしそうめん》(一人分)
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平井さんのそうめん(お好みの太さ) 1~2束

・蒸した鶏むね肉orささみ 50g
・大葉 適量
・レモンorレモン果汁 適量

スープ
・白だし 大1
・塩 1つまみ
・水 100cc
・胡椒 適量

鶏肉は蒸して割いて軽く塩コショウ
大葉は千切り、レモンは輪切り(レモン果汁でもOK)
スープを混ぜる
そうめんを茹でる
茹で上がり水でしめたそうめんを器に盛る
トッピングをのせスープをかける。
仕上げにゴマ油orオリーブオイルを回しかけ
ブラックペッパーをかける

とってもさっぱり頂けます!
白だしの旨味とレモンの酸味が絶妙♪胡椒の風味が良いアクセントです。
お好みでトマトや夏野菜をのせてもGOOD!

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そうめん味変ラインナップ

「いつも同じ味で飽きちゃった。。」そうめんで良く聞くトホホワード。。
そんな時、ちょい足しするだけで劇的変化!

「なにこれうまい、もう一杯!」と言わせちゃうほど良い仕事をしてくれる彼ら達♪
そうめん以外でも色々使える頼もしいメンツです!

《生おろし わさび》
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このわさびは西洋わさびは一切不使用!
一般的にほとんどが主原料に西洋わさびを使って作られますが、このわさびは国産本わさびを100%使用。
ソルビット、トレハロース、セルロース、増粘多糖類などの添加物を極力排除しています。
使いやすいチューブタイプです。

《青とうがらしアチャール》
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アチャールとはインド料理のお漬物のようなもの。
お漬物そうめん。。??合うんです!!ハマる方続出!!
結構辛いので、辛いのが苦手な方はご注意ください。
中華、フォー、麺類、豆腐、鍋。。様々な料理のアクセントにGOOD♪

《かんずり》
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新潟で昔から親しまれている辛味調味料。
塩漬けの唐辛子を雪の上にさらしてあくを抜き、米糀・柚子・塩を加えて3年間熟成・醗酵を繰り返し
造られた旨味のある香辛調味料です。
マイルドな辛みと風味豊かな柚子の香りが食欲をそそる逸品♪
辛いのが苦手なスタッフもかんずりの辛さはとってもマイルドでとても美味しくいただけます◎

《ゆずこしょう》
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くしの農園の農薬や化学肥料を使わない自然農法で育った柚子使用。
青ゆずの皮と、青とうがらしをじっくり塩で熟成させた豊かな香り。
とほどよい辛味で辛いのが苦手な方も◎

《麻辣醤(マーラージャン) 》
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とっても辛い!”しびれ”のある辛みで本格的。辛いのが好きな方にはたまりません。
常連の中国のお客様からも、「これは本物の麻辣醤ですね」と絶賛の味です。

《畑のラー油》
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これをかけるだけで料理の旨みが倍増!
甘みと旨味がありマイルドな辛さなのでお料理を選ばず万能調味料として使用可能。
無添加なので子供さんのいるご家庭も安心♪

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暑いだけで体力消耗したり料理をする元気が湧かない時もありますよね。
そんな時にありがたいのが茹でたらすぐ食べれるそうめん。

あのツルツルの食感味わいたい!
今日はどんな味にしようかな?
こんなアレンジどうだろう??

そうめん一つでワクワクする毎日。何だかとっても豊かな気がします。

コタンスタッフでは冷や汁をそうめんにアレンジしてみたり、
パスタ用に作ったトマトソースを使って冷製トマトソースそうめんを作ってみたり。。

暑い夏も捨てたもんじゃない!だって美味しいそうめんが食べれるんだもん!
そんな美味しく豊かなそうめんライフを送るコタンスタッフなのでした♪

コタンの商品が楽しく美味しく健康に、暑い日々を乗り切るお手伝いが出来ましたら幸いです◎
みなさま、美味しいものを食べて、お互い暑い夏を乗り切りましょうね!

#平井さんのそうめん #そうめん #めんつゆ #アレンジレシピ #コタンのお便り

2016年11月17日
小豆島へコタンのルーツを巡る旅へ

まずはマルキン醤油さんの工場と記念館を見学して現代と江戸時代の醤油づくりの様子、流れをおおまかに頭に入れて、準備万端!

最初の目的地はヤマヒサさん!
四代目の勝久さんにお話を伺いました。

そもそも何故小豆島が日本の5大産地に数えられるほど醤油づくりが盛んになったかというと、諸説あるようですがそのうちの3つを教えていただきました。
まず1つ、弥生時代から塩づくりの島であったが江戸時代あたりから塩があまりはじめ、次第に醤油やそうめんに加工して売るようになった。
2つ目に醤油づくりの原料である大豆は九州から、小麦は瀬戸内から採れたので材料が集まりやすかった。
そして3つ目に江戸時代の輸送には主に船が使われていて、海に囲まれた小豆島が材料を集めるのにも、作ったものを輸出するのにも便利なのは言うまでもなく、当時は高価な船を造るのが規制されていたので島伝いに移動するしかなかった。そこで小豆島が停泊するのに丁度よかった。
という理由があるようです。

小豆島の歴史を簡単に説明してもらった後にいよいよヤマヒサさんの蔵に案内してもらいました。


今まさに仕込み中の醤油が杉樽に入って所狭しと並べてあります。


これはまだ若いもので、丸大豆の形が残ってます。


蔵の壁や柱に何百年もかけて住み着いた菌達が杉樽にうつり、その働きによって蔵毎の味が出来上がる。


蔵の中にはいろいろな時期に仕込まれた醤油がありますが、長く置けばおくほどうまくなるかといえばそうでもなく、ある一定の期間を過ぎると旨味が菌に食べられてしまうそうです。

このあと消毒のために火入れという工程があるのですが実は醤油の中では悪い菌は増えることができないので消毒をする必要はないのですが、火を入れることによって風味が増したり特有の味が引き出せるからあえてそうするようです。

いまの日本の仕組みだと自分たちの蔵で醤油を仕込まずにどこかの蔵から仕込まれた醤油を仕入れて火入れと濾過だけすれば「うちの醤油です!」と名乗れるようで、小豆島で仕込まれた醤油だけど他県で火入れしてその土地のものとして扱われることもあるようで…。

そんな醤油業界の裏事情まで教えてくださったヤマヒサさんを後にして次に向かうは平井さんの製麺所。


丁度平井さんがそうめんを伸ばしてました。


今や遅しと伸ばされるのを待ってます。




たくみな手さばきで伸ばされていきます。


そうめんに胡麻油が塗ってあるのでいい香りが漂っています。


そうめんのカーテンが出来上がりました。

お昼ご飯はみんなで持ち寄ったおかずと平井さんのそうめんを大きな土鍋で釜揚げそうめんにして頂きました。
これがもう抜群に美味しい。そうめんはもう夏だけの食べ物ではありません。

ご飯の後に平井さんにお話を伺いました。
本当にそうめんが好きで、あらゆることを試して常に最高のものを作り出そうとする。
そうめん協会に入ってそうめんを作っている時期もありましたが、協会に居ては自分の作りたいそうめんがつくれないということで協会をやめて自分で製麺所を始めました。
何よりも自分の仕事が好きで、だから毎日楽しい、こんなに恵まれていることはない。
と終始笑顔で話してくれました。
そんな平井さん、無類の動物好きで特に鳩には熱い。
人間のように言葉がしゃべれないからしっかりと様子を見て感じないといけない。
でもしゃべれない分人間のようにうそはつけない。

そうめんの話と鳩の話、どちらの話をしている時も楽しそうに話している平井さんのそうめんには信頼感があります。

そしていよいよ最後の目的地ヤマロク醤油さんへ

案内していただいたの
は5代目の山本康夫さん。


ヤマロク醤油さんはすべての醤油が杉樽で仕込まれています。
しかし現在全国の醤油屋さんで杉樽を使って仕込んでいるのは全体の1%程しかありません。
なぜここまで減ってしまったのかというと、そもそもとても高価な杉樽はお金に余裕のある酒屋さんが最初に買って20年ほどつかったおさがりを醤油屋さんや、味噌屋さんが
100年ほどつかってその後漬物屋さんへ…という流れがありました。
しかし酒屋さんがステンレスのタンクを使い始めたことにより杉樽の需要がなくなり、次第に杉樽を作る人も居なくなって醤油屋さんも金属製のタンクに変わっていきました。
しかし金属のタンクには菌が住み着かず添加せざるをえなくなりました。
それでも味が足りないので様々な添加物をいれているのが当たり前になっています。

日本食というものが世界的に注目されているなかでその根幹をなす醤油という調味料が近い将来、杉樽が無くなることによって全く味わいの違うものになってしまう可能性があるのです。

今小豆島には日本中にある杉樽の1/3~半分があります。
しかしその杉樽も使える年数には限度があるので桶屋さんが無くなってしまえば次の世代に繋げることはできません。
そこで康夫さんは杉樽を作る人がいなくなるなら自分たちで作ってしまおう!と決めたのです。
まずは今残っている最後の桶屋さんに杉樽を発注しました。
当時(2009年)その桶屋さんに「醤油屋に杉樽を頼まれたのは戦後初だ」と言われたそうです。
そしてその自分たちが発注した杉樽を作るところから参加して作り方を一から学びました。
醤油屋さんが桶屋さんに修行に行ったのです。

これで自分たちで杉樽が作れるようになりました。
しかしそれだけでは杉樽で仕込む醤油を将来に残すことはできないので、全国の醤油屋さんに杉樽を広めることにしました。
杉樽を1つ作るのに約200万円かかり時間を要する杉樽仕込みの醤油ではその元を取るのに90~100年かかります。
それでは醤油屋さんに浸透するはずもありません。
そこで康夫さんは10年で200万円を償却できる仕組みもセットにして杉樽を広めていったのです。
その仕組みとはメディアを積極的に活用することでした。
そうして全国の醤油屋さんでの杉樽の使用率を1%から2%へ引き上げて、少ないパイを奪い合うのではなくまずベースを広げる。そして競い合うのは品質で。
県外から来られた方にはその人の地元で杉樽を使って作っている醤油屋さんを紹介するそうです。そうしてその醤油屋さんで直売で買ってもらう。
それが一番その醬油屋さんにとって利益率がいいから。

そうすれば何世代にもわたって伝統的な調味料である醤油の味が守られる。
全ての行動がこの思いに繋がっていてとても説得力がありました。


みなさん忙しい中丁寧にたっぷり時間をとってお話をしていただいて本当にありがとうございました!!

みのり

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