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 輸入に押され、菜種の自給率は0.04%。 少しでも生産者を守ろうと、揚げ物やいためもの用ではなく、生で味わう風味豊かな菜種油作りが始まっている。
 下北半島の付け根、陸奥湾に面した青森県横浜町。ここで菜種が栽培されていて、5月半ばに菜の花が咲き、7月に収穫期を迎える。

 ここの菜種を原料にNPO法人「菜の花トラストin横浜町」が作っているのが「御なたね油」。黄金色でナッツのような香りと甘みがある。

 種を天日干しして、焙煎せずに搾る。約1週間静かに置いて不純物を沈め、上澄みだけを精油機にかけ、何度もろ紙でこす。すべて手作業。

 焙煎せずに搾ったなたね油を食べたのは、これが初めて。エキストラバージンオリーブオイルのよう。それにナッツの風味が香ばしい。

      新鮮なオリーブオイルをよく使う人にはぜひお勧めの品です。美味、間違いなし。

                御なたね油  ミニボトル90g   840円

                       ロングボトル185g  1575円

 新鮮すぎて、冷蔵保存。新鮮すぎて賞味は1カ月。そのフレッシュ感に、なんにでもかけてしまいます。

       御なたね油 ガーリックオイル   小45g   525円

                            大185g  1995円

                パンにサラダに、パスタに、豆腐に・・・

 

 

 毎月恒例の京橋朝市。岡山シンフォニーホールを南へ東へ、旭川沿い京橋に河川敷にて湯気が立つ。

                    朝、日の出から10時まで。

              雨は20%降らないみたいなんで、だいじょうぶ。

                あったかいくねくねチャイ屋、アッタカイ☆

             

 以前より、茨城県から岡山に移り住んでいるお客さんから、高知の「ひがしやま」が入らんかなあ、と相談を受けていました。茨城県は干し芋の産地で、おいしいのはたくさんあるが、高知の竜ヶ迫の干し芋は特別おいしいらしく、手に入る時は取り寄せているとのこと。いくつか知人をつたって探してみるものの、農家生産のその干し芋はお得意さんと予約でほとんど売り切れてしまうらしく、小売店に卸してくれる農家さんとは出会えず、また縁があればと心の邪魔にならないところに保留していました。

 そうして1年か2年がたったこの春前に、一つの縁があり、「ひがしやま」がコタンに並ぶことになりました。  

 「ひがしやま」は、食料が豊富になく芋が主食だった時代に、保存できるおやつとして考えられた自然食で、高知大月町内では古くから親しまれてきました。竜ヶ迫で作られるひがしやまは、丁寧に皮を剥ぎ大きな釜で4~5時間煮込み、それから2週間じっくりと時間をかけて干す。北西の季節風が吹き、その潮風によって甘味が増す。砂糖や添加物を一切使わない、芋と水だけで仕上げる先人たちの知恵の自然食。

     赤みを帯びた「ひがしやま」。ちょっとあぶって食べるのが柔らかくなって甘味にも増す。

     今朝、トースターであぶって食べたらなんともいえん香ばしさ。子供のおやつにも最強!

                 ひがしやま 1個売り   150円
                         250g袋  1260円

 同じく、大月町が全国でも屈指の漁場となる「キビナゴ」。そのキビナゴを使って、風味の良いイタリア産のオリーブオイルに浸し地元産のガーリックなどでアクセントをつけた「きびなごサーディン」も入荷しています。そのままでもおいいしい、サラダやパスタ、パンのトッピングに、ぜいたくな味のイタリア食材としてお使いください。
                   きびなごサーディン 80g 740円