お知らせ

2023年を無事に迎えることができました。世の中は今年もいろいろとあるでしょうが、相変わらず、あきらめず、はりきりすぎず、たんたんと、自分たちの手元からレボリューションをまた一歩進めていきたいと思います。

今年一年もまたどうぞよろしくお願いします🤲

明日1月6日(金)、岡大前店 10時より 奉還町店11時より 初売りオープンします!!!!!

そう!!お正月で疲れた胃腸を休めるワッカファームの「春の七草セット」で初売りスタートです🌿

  「春の七種」🌿🌿🌿

 名前      現在の名前       科名 

 芹(せり)     芹        セリ科

 薺(なずな)  薺(ぺんぺん草)  アブラナ科

 御形(ごぎょう) 母子草(ははこぐさ) キク科

 繁縷(はこべら) 繁縷(はこべ) ナデシコ科

 仏の座 小鬼田平子(こおにたびらこ) キク科

 菘(すずな)    蕪(かぶ)   アブラナ科

 蘿蔔(すずしろ) 大根(だいこん) アブラナ科

※「仏の座」は、シソ科のホトケノザとは別のもの

この7種の野菜を刻んで入れた粥(かゆ)を七種粥(七草粥)といい、邪気を払い万病を除く占いとして食べる。呪術的な意味ばかりでなく、御節料理で疲れた胃を休め、野菜が乏しい冬場に不足しがちな栄養素を補うという効能もある。

正月料理から日常の食生活へと体を自然になじませる季節の気をいただきます。

お正月楽しんで少し疲れ気味の胃腸を休める「七草粥」。これで緩やかに日常へグランディングしてください。

自然食コタン

送料について

クロネコヤマト(通常便)

クロネコヤマト通常便での発送です。

送料「全国一律550円」です。

※北海道・沖縄への送料は一律1500円となります。

※ご注文頂いた商品の重量が25㎏以上の場合、複数口での発送となります。送料もお荷物の個数分頂きますのでご注意くださいませ。

クロネコヤマト(クール便)

クロネコヤマトクール便での発送です。

送料「全国一律1100円」(クール代含む)です。

※北海道・沖縄への送料は一律2500円(クール代含む)となります。
※荷物の縦・横・高さの3辺計の大きさが120㎝以上で15㎏以上の荷物は2個口での発送となります。
 その場合、送料を2つ分頂きますのでご注意くださいませ。

【定期野菜宅配(WaccaFarm)ご利用のお客様専用】

※【定期野菜便(ワッカファーム)】契約のお客様のみ選択ください。

定期野菜便(ワッカファーム)へ同封いたしますので送料は別途かかりません。

発送について

ネットショップでご購入頂いた商品は、コタン奉還町店のスタッフがご用意、発送しています。

お買い上げいただいた品物をできるだけ速やかにお届けできるよう最善を尽くしていますが、コタンの仕入れは中小規模で活動をされている生産者さんとの直接取引が多い関係上、入荷が不規則な商品もございますので、まれに出荷までお時間がかかってしまうケースもございます。ご注文から発送に一週間以上かかる場合には個別にご連絡を差し上げています。

原材料の育つ畑から、生産者さん、商店、運送業者の方たちまで、ひとつの商品がお手元に届くまでのプロセスに関わる多くの人や場所との繋がりに想いを馳せ、お買い物を楽しんでいただければ幸いです!

http://cotanfoods.com

岡山駅からすぐの自然食コタン奉還町店。その向かいに天然酵母パン屋&カフェ、TheMARKETがあります。2022年の今、コタンは18年目ですが、TheMARKETは23年目!創業時に起こしたルヴァン酵母を毎日かけ継ぎながら国産小麦と有機ドライフルーツ、有機ナッツを使いパンを焼いています。

TheMARKETの天然酵母パン

そして今年から使用する全粒粉(The MARKETの最もベーシックなプレーン生地は全粒粉を40%使用)を瀬戸内市のグループ農場ワッカファームの自然栽培小麦に全量移行できました。10年越しに進めてきた地元の小麦で焼くパン屋にまた一歩近づきました。やったー🎉

wacca farm 自然栽培小麦

話を自分の19年前に戻すと東京生活をドロップアウトし京都での生活を始めた頃、とある場所で初めて天然酵母パンを食べた。「なんだこの美味しさは!?」ともともとパン好きだったからこその稲妻衝撃⚡️

そこからパンを生業にしたいと思い、その頃はまだ多くなかった天然酵母パン屋を各地に訪ねたり、自分で酵母を起こして生地を捏ね仕事場のオーブンで焼かせてもらったりしていた。

The MARKETのいちじくパン

そんな各地の天然酵母パン屋で感じたことがある。酵母の違いや小麦の違いはあれど、どこの人も親切で見ず知らずの自分に工房を見せてくれたし、聞けばなんでも答えてくれた。普通もよく知らなかったが、寿司屋や日本料理屋と同じように一般の製菓製パンの世界で突然訪ねてきた若者に全部見せるようなことはないはずだ。

何か仲間意識のような横のつながりのある世界で心地良いなあと強く思ったのをよく覚えている。

そして、あるパン職人に言われた言葉で納得した。

「日本で天然酵母パンを焼くというのは初まりはカウンターなんだよ。」

そうか!!!

どれだけ早くどれだけ効率的に。人の都合にパンを合わせて。工業的に発達した食品としてはパンも然り。日本のそのほとんどがふわふわのパンがメインストリームを席巻する中、自然の時間に合わせて非効率を選び、パンの都合に人間が合わすカウンター。

成長に終わりのない資本経済主義に対しての、非効率を選び自然な営みを自然の本当の美味しさを取り戻すまさにカウンターカルチャーとしてパンは焼かれたんだ。

(※無論、天然酵母での製造過程でも生業として各所で最大効率を求めるのは矛盾ではなくあたり前田)

もちろん訪ねたパン屋の中には単純に美味しいからと、反体制やカウンターなど意識していない人もたくさんいたが、皆やってることは芯がないと続けれないオルタナティブな生業だった。

そんな意識を暗黙に共有してか、あんなに親切な横のつながりを感じたのだと思う。その後もTheMARKETのパン職人を快く受け入れ研修させてくれたいくつかのパン屋、この世界は良いなあと改めて思った。

農業でも同じく工業化したものがメインになり、自然に則したものがマイノリティになり、それが異端のようにも扱われる逆転現象。

さあまた逆転させよう。輸入小麦に頼らず、地元の小麦を天然酵母で膨らませ、焼いて生まれる茶色のかわいい革命家。

カウンターカルチャーから新しいメインカルチャーへ。横には仲間がずらっと繋がっている。

自然食コタン

天然酵母パン屋TheMARKETでは、パン職人も募集しています。性別年齢経験不問。発酵そして日々のパンを仕事にしたい方、ご応募お待ちしています。

応募詳細は、こちらから。

TheMARKETでのbarイベント