スタッフブログ

2016年11月17日
小豆島へコタンのルーツを巡る旅へ

まずはマルキン醤油さんの工場と記念館を見学して現代と江戸時代の醤油づくりの様子、流れをおおまかに頭に入れて、準備万端!

最初の目的地はヤマヒサさん!
四代目の勝久さんにお話を伺いました。

そもそも何故小豆島が日本の5大産地に数えられるほど醤油づくりが盛んになったかというと、諸説あるようですがそのうちの3つを教えていただきました。
まず1つ、弥生時代から塩づくりの島であったが江戸時代あたりから塩があまりはじめ、次第に醤油やそうめんに加工して売るようになった。
2つ目に醤油づくりの原料である大豆は九州から、小麦は瀬戸内から採れたので材料が集まりやすかった。
そして3つ目に江戸時代の輸送には主に船が使われていて、海に囲まれた小豆島が材料を集めるのにも、作ったものを輸出するのにも便利なのは言うまでもなく、当時は高価な船を造るのが規制されていたので島伝いに移動するしかなかった。そこで小豆島が停泊するのに丁度よかった。
という理由があるようです。

小豆島の歴史を簡単に説明してもらった後にいよいよヤマヒサさんの蔵に案内してもらいました。


今まさに仕込み中の醤油が杉樽に入って所狭しと並べてあります。


これはまだ若いもので、丸大豆の形が残ってます。


蔵の壁や柱に何百年もかけて住み着いた菌達が杉樽にうつり、その働きによって蔵毎の味が出来上がる。


蔵の中にはいろいろな時期に仕込まれた醤油がありますが、長く置けばおくほどうまくなるかといえばそうでもなく、ある一定の期間を過ぎると旨味が菌に食べられてしまうそうです。

このあと消毒のために火入れという工程があるのですが実は醤油の中では悪い菌は増えることができないので消毒をする必要はないのですが、火を入れることによって風味が増したり特有の味が引き出せるからあえてそうするようです。

いまの日本の仕組みだと自分たちの蔵で醤油を仕込まずにどこかの蔵から仕込まれた醤油を仕入れて火入れと濾過だけすれば「うちの醤油です!」と名乗れるようで、小豆島で仕込まれた醤油だけど他県で火入れしてその土地のものとして扱われることもあるようで…。

そんな醤油業界の裏事情まで教えてくださったヤマヒサさんを後にして次に向かうは平井さんの製麺所。


丁度平井さんがそうめんを伸ばしてました。


今や遅しと伸ばされるのを待ってます。




たくみな手さばきで伸ばされていきます。


そうめんに胡麻油が塗ってあるのでいい香りが漂っています。


そうめんのカーテンが出来上がりました。

お昼ご飯はみんなで持ち寄ったおかずと平井さんのそうめんを大きな土鍋で釜揚げそうめんにして頂きました。
これがもう抜群に美味しい。そうめんはもう夏だけの食べ物ではありません。

ご飯の後に平井さんにお話を伺いました。
本当にそうめんが好きで、あらゆることを試して常に最高のものを作り出そうとする。
そうめん協会に入ってそうめんを作っている時期もありましたが、協会に居ては自分の作りたいそうめんがつくれないということで協会をやめて自分で製麺所を始めました。
何よりも自分の仕事が好きで、だから毎日楽しい、こんなに恵まれていることはない。
と終始笑顔で話してくれました。
そんな平井さん、無類の動物好きで特に鳩には熱い。
人間のように言葉がしゃべれないからしっかりと様子を見て感じないといけない。
でもしゃべれない分人間のようにうそはつけない。

そうめんの話と鳩の話、どちらの話をしている時も楽しそうに話している平井さんのそうめんには信頼感があります。

そしていよいよ最後の目的地ヤマロク醤油さんへ

案内していただいたの
は5代目の山本康夫さん。


ヤマロク醤油さんはすべての醤油が杉樽で仕込まれています。
しかし現在全国の醤油屋さんで杉樽を使って仕込んでいるのは全体の1%程しかありません。
なぜここまで減ってしまったのかというと、そもそもとても高価な杉樽はお金に余裕のある酒屋さんが最初に買って20年ほどつかったおさがりを醤油屋さんや、味噌屋さんが
100年ほどつかってその後漬物屋さんへ…という流れがありました。
しかし酒屋さんがステンレスのタンクを使い始めたことにより杉樽の需要がなくなり、次第に杉樽を作る人も居なくなって醤油屋さんも金属製のタンクに変わっていきました。
しかし金属のタンクには菌が住み着かず添加せざるをえなくなりました。
それでも味が足りないので様々な添加物をいれているのが当たり前になっています。

日本食というものが世界的に注目されているなかでその根幹をなす醤油という調味料が近い将来、杉樽が無くなることによって全く味わいの違うものになってしまう可能性があるのです。

今小豆島には日本中にある杉樽の1/3~半分があります。
しかしその杉樽も使える年数には限度があるので桶屋さんが無くなってしまえば次の世代に繋げることはできません。
そこで康夫さんは杉樽を作る人がいなくなるなら自分たちで作ってしまおう!と決めたのです。
まずは今残っている最後の桶屋さんに杉樽を発注しました。
当時(2009年)その桶屋さんに「醤油屋に杉樽を頼まれたのは戦後初だ」と言われたそうです。
そしてその自分たちが発注した杉樽を作るところから参加して作り方を一から学びました。
醤油屋さんが桶屋さんに修行に行ったのです。

これで自分たちで杉樽が作れるようになりました。
しかしそれだけでは杉樽で仕込む醤油を将来に残すことはできないので、全国の醤油屋さんに杉樽を広めることにしました。
杉樽を1つ作るのに約200万円かかり時間を要する杉樽仕込みの醤油ではその元を取るのに90~100年かかります。
それでは醤油屋さんに浸透するはずもありません。
そこで康夫さんは10年で200万円を償却できる仕組みもセットにして杉樽を広めていったのです。
その仕組みとはメディアを積極的に活用することでした。
そうして全国の醤油屋さんでの杉樽の使用率を1%から2%へ引き上げて、少ないパイを奪い合うのではなくまずベースを広げる。そして競い合うのは品質で。
県外から来られた方にはその人の地元で杉樽を使って作っている醤油屋さんを紹介するそうです。そうしてその醤油屋さんで直売で買ってもらう。
それが一番その醬油屋さんにとって利益率がいいから。

そうすれば何世代にもわたって伝統的な調味料である醤油の味が守られる。
全ての行動がこの思いに繋がっていてとても説得力がありました。


みなさん忙しい中丁寧にたっぷり時間をとってお話をしていただいて本当にありがとうございました!!

みのり

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瓜生良介さんが伝えた快医学。全国にその実践的な治療法を伝える人、治療院が有ります。
今回もその一人、埼玉で「れんげそう庵」という鍼灸、快医学の治療院を運営されており、東京西荻窪のほびっと村などで「快医学セミナー」を開いたり、3.11以降、福島での快医学健康相談に参加している野本美保さんを講師に迎えて、岡山市北区ゆうあいセンターにて「快療法 操体法 夏バテ対策 尿療法セミナー」を行います。

放射能の問題、公害の問題、恒常的に続く食品添加物の問題、3年前より、よりいっそう実践的な快医学の重要度、効果が高まっていると思います。

以前参加された方も、その新しい治療法と前にならったLETや温熱療法のおさらいもかねて、初めても方は是非、快医学との出会いの場として是非ご参加ください。

「快療法 操体法 夏バテ対策 尿療法セミナー 」講師 野本美保

 2015年 7月25日(土) 午後2時~5時 定員15名

場所 ゆうあいセンター 大会議室(岡山県総合福祉・ボランティア・NPO会館 2階)
住所 岡山市北区南方2-13ー1

参加費 2500円 ※参加される方は、下記までお名前、参加人数を事前にお知らせください

問い合わせ 自然食コタン 岡大前店 086-256-2224
090-7220-1972(近藤)

「快療法」
快療法は、日本にある優れた自然療法を、「生活の中の快い法則」を軸に再構成したものです。
せっぱつまった大病であればあるほど生活の大改革をしないかぎり、薬や手術や治療で治せるものではありません。生命の法則に反した生活をふりかえり、生活全般を気持ちのよい生命の法則に沿ったものへと改めてゆきます。
食べ物を「おいしい♡!」と感じないと、栄養になりにくいように・・・・・「本当のここちよさ」というそれぞれの羅針盤をたよりに病気やガン、老いまでも生かし、楽しく元気に本当の自分で生きましょう。

今回は操体法を中心に体と動きの仕組みを学び、からだのゆがみ、腰痛肩こりなどを自分で解消する技を身につけます。是非ご参加ください。

~操体法~
基本になっているのは、快法則に違反した不快な生活の結果、運動系に生じたユガミや痛みを、自分が気持ちのよい方向、痛くない方向に体を動かすことで除去し、矯正していくという「快原理」です。肩こり、腰痛、体のユガミを自分で整える。

〜尿療法〜
腎臓で不純物をろ過された尿は実は綺麗な液体。そして体の情報がたくさん詰まっているレメディー。世界中でたくさんの人が取り入れているこの方法。生命力、免疫力、自然治癒力と大きな関係があります。治らない症状や病気が治ったり軽減されることは稀ではありません。その仕組み、取り入れやすい方法など初めて見聞きすり人にもとても優しい初回の講義です。西洋医学にだけ頼るのは不安の大きい今この時代。見聞を広げましょう。とても大きな知恵と選択肢になると思います。

2015.01.20

土のうえ。


人も動物も土の上、ワッカファーム。

どんなに設備が発達しても、SNSが発展しても立っているのは、愛かわらずの土のうえ。コンクリートはがせば全部土。

電車止まって、「どうしてくれるんだ」と怒ってるおじさん。ある意味の猛烈な信仰心。

鹿や猪が増えてるの、野良犬が減ったせいもあるだろう。ここまで野良犬を徹底的に排除した日本。凶暴グローバル化。見つかったらあっという間に処分される。インフルエンザも野良犬も報道自主規制も全て過剰リスク回避。リスクをどう減らすかのhow to。どんな時代も生活においてもちろんリスク回避大事。でもリスクが100%はなくならない真理。土のうえ。

アジア、ヨーロッパ旅した時、野良犬がいるところの方が人間も豊かな感じがした。自由に土のうえで暮らす喜びは、犬も人間も一緒。連鎖する。

まあ、場所によっては野良犬多すぎて大変だったとこもありました。言いたかったのは極端過ぎる点。

もうちょっと自然なかたち、そこには野良犬の1匹2匹はいるんじゃないかと思うのです。

ひで

2014.07.03

MOROCCO

はじめまして。コタンスタッフの山本です。
いつもご利用いただき有難うございます!

私事ですが先月、30を目前にして初体験の海外へ行かせていただきました。
一人旅。選んだ場所は何年もあこがれ続けていたモロッコ。
英語力は中学生以下レベル、アラビア語はもちろん、公用語であるフランス語もお手上げ。
一か月前にとりあえず飛行機のチケットだけ取ったのはいいものの、準備もギリギリ。
ほぼ勢いだけで自分でもワケも分からないまま飛び込んだモロッコは…
想像していた以上に素晴らしい国でした。
この場をお借りして少し旅のお話をさせてください。

モロッコ、旅を終えてみて強く心に残っているのは人々の温かさと優しい笑顔。
出発前、訪れた事がある人たちからは危ないうわさもけっこう聞いていたけど
色々なものに守られ、心やさしい現地の人達にたくさん助けられ
特に危険な目に遭うこともなく、感動や刺激にあふれた最高の旅でした。

まず、コタンスタッフとしては食レポを。
モロッコの食べ物、基本的には何でも美味しいです!
メジャーなのはタジンやクスクス、モロカンサラダなど。




味付けはシンプルで、素材の味がしっかりと味わえます。
屋台でもレストランでも席に着くとたいてい「ホブス」というフォカッチャのような
平べったいパンと、塩漬けオリーブなどがセットで出てきます。
この「ホブス」が日本でいうご飯のようなもの。

炭水化物もよく出てきます。
ある日のホテルの朝食は、大きなクレープ3~4枚にバターをたっぷり塗ったもの、
ホブス、山盛りのチョコチップクッキー、そして甘い甘いミントティー。
見ただけで胸やけがしてしまいます。このホブス、どうやって食べたらいいんすか…?!
パティスリーではクッキーなどを好きな大きさの箱に好きなだけ詰めて量り売り。
こちらもただただ甘いです。デーツ入りのクッキーがおいしかったな。

モロッコといえばミントティーです。



緑茶とフレッシュミントを煮だしたお茶に、
信じられないくらい大きな角砂糖のかたまりを入れて飲みます。
初めて飲んだ感想は…「げっ!ハミガキ粉飲んでるみたい!!」と
顔をしかめてしまいましたが、毎日強い日差しが照りつける中
この土地を歩き続けていると不思議とこの味が恋しくなって
旅の後半ではよく自分でもオーダーしていました。

そしてモロッコはとてもオーガニックな国でした。
もちろんそれを意識しているわけではなく、そういう暮らしが当たり前というかんじ。
特に先住民であるベルベル系の人々は、砂漠へと続くアトラス山脈の
険しい山道沿いの小さな村で、これぞ人間の暮らしの原点!というような生活を送っていて、
何百年も昔にタイムスリップしたような気分でした。




自然の恵みを上手に生活に取り入れ、必要なものは自分たちの手で作り出す。
過酷な環境の中、生きるために農作物を育て、家畜を育て、チーズやハチミツも自家製。
一家に一頭は飼っているというロバが、収穫した重たい荷物を背負って車やバイクとともに
道を歩く。女性たちはヘナやデーツの種から作ったアイカラーでお化粧して。



マラケシュやフェズ、シャウエンなど街のスーク(市場)には
高い技術を持った職人さんがたくさんいて、伝統を守っています。
多く見られたのは、バブーシュ、革製品、染色品、陶器、カゴ細工、木工品、鍛冶屋など。




とても繊細な作りと美しいデザインや配色。うっとり見とれてしまいます。
藍やスパイスなどのナチュラルカラーで染められたカーペットなどの布製品もすてき。



また、人と人とのつながりをとても大切にしている国だな~という印象が強かったです。
家族や友人をとても大事に想い、困っている人がいればお互いに助け合って。
道端で顔見知りに会えば、満面の笑みでハグしてほっぺにキスの挨拶。
「やぁ、元気かい?」と会話が始まる。
女性同士だって、おじさん同士だって、おじいちゃん同士だってみんなそんなかんじ。
そんなキュートでLOVE&PEACEな光景をしょっちゅう目にして心が温かくなりました。
自分の気持ちを素直に相手に伝えることができるって素敵。

長時間移動の列車の中では、一人が話し始めると隣のお兄さんも向かいのおばちゃんも
どんどん加わって世間話が始まり、初対面同士とは思えないくらい和やかな空間に。
私もボロボロの英語と、筆談と、ジェスチャーを駆使して異文化交流をエンジョイ。
向かいの席のきれいな目をした男の子。鶴を折ってあげたら喜んで遊んでくれました。



イスラム教徒のモロッコの人々は神様への感謝の心もとても大切にします。
モスクと呼ばれる礼拝堂が街のあちこちにあり、その高い塔から一日5回、アザーンという
礼拝を呼びかける言葉が街中に響き渡って、とても神聖な空気に包まれます。



毎週金曜日の”祈りの日”には、モスク周辺やお店の前にもマットを持参した人々が集まり
呼びかけに合わせてジュラバ姿の人々が一斉に地面に頭をついてお祈りしていました。

モロッコにいると1日の時間の流れがとってもゆっくりに感じます。
日が落ちるのが21時頃だったのもあると思いますが、日本とは明らかに違う時間の流れ。




人々の話し方も歩くペースもゆっくり。仕事の合間の一服タイムも大切にして。
子供や動物たちも大自然の中で自由にサッカーしたり走り回ったり。
なんというか、街全体の空気がせかせかしていなくて、ゆっくりと深呼吸ができるのです。

初の海外旅を終えてみて…旅は新たな自分にたくさん出会える瞬間がたくさんあります。
日本にいると、色々な雑念がつきまとったりして思うようにできないようなことも
自然とできてしまう。積極的にコミュニケーションをとりにいけたり
色々なトラブルも楽しんじゃってる自分がいたり。
「こんな自分いたんだ~!」という驚きと発見もたくさんあって面白かったです。
不思議な旅マジックにかかりまくった二週間。ちょっと自信もついた。

そして、この国のことがより好きになりどんどん興味が湧いてきています。



人々の暮らしのこと、食のこと、仕事のこと、音楽のこと、イスラム教のこと、
ベルベルやトゥアレグ民族の歴史のこと…。もっともっと知りたい。
この国の人々の大きくて豊かな心はいったいどこから生まれてくるのかな。
あのどこまでも続く広くて大きなアフリカの大地の魂が心の中に宿っているのかな。





できることなら実際に住んで生活をしてみたいくらいだけど
それはすぐには叶いそうにないので…ちょっと勉強してみます。

それと同時に、愛すべきふるさとである日本が誇れる昔ながらの文化や知恵も
絶やしたくない、大切に守っていきたいと改めて強く感じました。
日本の食は本当に素晴らしい。そして美味しくて身体まで元気になっちゃう。
そんな素晴らしいJAPANES FOODを、ここコタンから
みなさまとシェアさせていただけること、本当に幸せに思います。

長い長い記事を読んでいただいて有難うございました。
これからもどうぞ宜しくお願いいたします☆

再開します!食品放射能測定!

持込締切日:7月12日(土曜日)
予約・検体受付場所:コタン岡大前店
          〒700-0011 岡山市北区学南町2-7-13
          TEL・FAX:086-256-2224
コタンでお預かりした検体は、「せとうちラボ」に送り測定いたします。測定結果はメールまたは店頭にてお渡しします。

震災から3年と3ヶ月が経過しました。
今もなお東京電力福島原発事故の影響で13万人近くの人たちが避難生活を送っています。
毎日のように汚染水の計測値は上がり続け、つい先日も報道されたばかりですが(http://mainichi.jp/select/news/20140621k0000m040124000c.html)、データの値が過少評価されていて、1年もの時間が経ってから大きく上方修正されて報告されます。この手の報道で下方修正された事は記憶にありません。
2011年3月事故当時、自分は福島県いわき市にいました。放射能プルームが上空を通り一番放射線量が高かったであろう時も外にいました。屋内退避の指示は残念ながら自分の耳には届きませんでした。同じような方は、大人も子供も含めて多々いたと思います。自然災害の混乱の最中であったことは否めませんが、大事な情報が届きにくかったことは事実でした。それはもちろん福島ばかりではなく、その他近隣の県の方にも言えることだと思います。命にまで影響を与えるかもしれない情報であっても、一般の市民にはなかなかタイムリーでは入手しずらいんだと、原発事故以後にいろんな現場に出て見て体感する事でより強く思うようになりました。 
私はもちろん故郷の復興を切に望んでいます。ただ、見ようと思えば見る事ができる負の事実に背を向けて、どんどんと一人歩きする安心安全キャンペーンには大きな違和感を感じています。震災からだいぶ時間が経過してしまいましたが、テレビや新聞から流れてくる情報ばかりを鵜呑みにすることなく、自分の目で事実を確認しボーダーラインを判断する時期なのかもしれません。私も自宅用薪ストーブの焼却灰を地元の市民測定所で計測してもらいました。8,000bq/kg超の事実を知ることができました。これも自分の目で確認してきた事実の1つです。
 農林水産省のホームページによりますと、肥料の暫定基準値として放射性セシウムの許容される最大値として400bq/kgが今もなお設定されています。もちろん流通もされています。これは、命ではなく経済活動を優先するとんでもない数字だと思います。放射能の有無は測定するしか判断できない現実ゆえ風評や過剰な反応も出やすいし、また無関心にもなってしまう物事だと思います。もちろん安全、危険の判断には個人差もあると思います。それをふまえそれぞれが判断できる情報のひとつとしてこの測定を役立てて貰えればと思います。
西日本で放射能測定を受けつけている所は、まだまだ少ないと思いますので、この機会にどうぞご利用ください。

コタンスタッフ
渡辺又弘

自然食コタン