2012.03.21

   いよいよ始めます。 コタンでの食品放射能測定。

 去年の原発事故から、放射能汚染についてお店としてどういう対応をしていくか、自然食品店という看板を掲げて営業し、生産物について添加物や農薬を避けているように、それもまた同じように対応する必須科目となったと思います。いろいろと考えたり、生産者メーカーに問合せしたりしましたが、国の方向性、情報の透明性、精度などから見ても、コタンとしての基準を設け、コタン独自で測定していくしかないという思いで、去年の夏ごろから、ある程度の精度を持った測定器の購入を考えていました。しかしある程度精度のある機械は1商店が思い一つでさっと買える金額ではなく、どうしようかと考えていた矢先!!子ども未来ネットワークの取り組みで、測定器を寄付によって購入し岡山で市民が測定したいものを自由に測定できる測定所を作るという話が・・。
 本当にありがたい取り組みだ、市民が測る場所がないこと自体、今のこの状況で不自然なことだと思います。はかるはからない、知りたい知りたくないは別として、いつでも個人的なものを測ることができるという選択肢、環境。

 これからコタンでも扱う農産物、特に主食となる米や小麦などから定期的に恒常的に測定を続けていきたいと思っています。

 そしてコタンでも月に何度か、測定日を設け測定器を積んだ車を常駐し、個人のもちこんだ食品を測定していきたいと思っています。

                      第一回 食品放射能 測定日

                     3月27日(火) 12時~18時
 
               場所 コタン 岡大前店 (岡山市北区学南町2-7-13)

                    測定者 せとうち市民放射能測定所
                     
                     3月27日(火) 12時~18時

測定したいものがある方は、事前に予約電話のうえ、当日もしくは当日までに測りたいもの(検体1kg)と1検体当たり2500円の測定料をコタンに持ってきて下さい。

※検体を入れる容器が変形のため、硬いものは細かくしたり、乾物は比重が小さいため容器に入る量が少なく正確な測定ができない場合などがありますので事前に御相談下さい。

                   電話 086-256-2224 コタン

                    090-7220-1972 コンドウ

※自分で作っている作物が汚染がないか気になっている方やいつも常食しているものの線量が知りたい方、世の食品流通で線量検査が徹底しているとはとても言えません、少しでも不安があれば聞くよりも自らの目で確かめるという実体験がこの放射能の問題は特に重要だと感じます。どうぞこの取り組み、この機会をご気軽にご利用下さい。

                    使用測定機材は、「AT1320A」

ヨウ素131、セシウム134、137、カリウム40の測定器(10ベクレルまで測定できます)

                        自然食コタン