日本にある54基の原子力発電所の永久停止を求める署名
「おつかれさま すべての原発 いままでどうもありがとう」
この署名は一人のお母さんから始まり、その思いに賛同する全国の有志が更に各地で゛核の無い未来へ゛の声を届けようと始まったものです。署名の第一回集約は7月末日とし、8月9日には経済産業省、及び全国の経済産業局に署名と声を届けると共に、申し入れを行う全国一斉アクションを起こそうとするものです。
原発おつかれさま、ありがとう。この言葉に違和感を覚える人も少なくないと思います。特に、原発の危険性、それにまつわる数々の非人道的な事柄を知り、何十年も前から原発反対の行動を実践してきた人にはなおさらだと思います。自分自身も、原発という存在が純粋に電力供給を目的としているものではなく、そこに発生する莫大なお金、それにまつわる利権のために、巧みな情報操作を駆使して知らされることなく、多大な末端の生物、自然の犠牲を伴いながら存在してきたこと、原発がなくてもそれにかかった費用とほかの知恵を使えば今までもこれからも電力が供給できない(できなかった)ことなどないという事実、そういう点から考えると、自分自身も、原発のおかげでいままで生きてこれたというような感謝の気持ちは1mmもありません。
しかし、すべての原子力事業のない世界に向かうとき、本当にそれが終わるときには、「おつかれさま、ありがとう」という心情がひとりひとりのなかに心の経験として必要だと思います。「ざまあみろ」「それみたことか」では本当には終われないと思います。
絶対に必要ない、絶対に終わらせる、絶対に選ばない、という強い意志の上で「おつかれさま すべての原発 いままでどうもありがとう」という言葉とともに次の新しい未来へと歩みを進めたいと思います。
この署名を一人一人の宣言という形で、集め、提出したいと思います。
よろしくおねがいします。 近藤英和
コタン店頭でも署名用紙置いています。また、以下のページから、署名用紙をダウンロードしお使い下さい、集まった署名用紙を7月末日までにコタンにもってきて下さい。8月6日に、広島にある中国地方の経済産業省へ提出いたします。一人の力は壮大です。それぞれの場所で周りの人へ伝えて下さい。一緒に歩きましょう。