SO!!! 京橋朝市!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
明日の朝!!!京橋で間違いなし!!!!!!!!河川敷で朝食を!!!!!
オーガニックコーラ、イタリアンクラシックサイダー、ピンクグレープフルーツスカッシュ冷やしておきます。
最近超人気の9種の野草ブレンド茶「女葉月茶」もキーンと冷やしていきます!!
日の出から9時すぎくらいまで!!!!!!!!!!!
京橋朝市!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
2014.07.05
2014.07.03
はじめまして。コタンスタッフの山本です。
いつもご利用いただき有難うございます!
私事ですが先月、30を目前にして初体験の海外へ行かせていただきました。
一人旅。選んだ場所は何年もあこがれ続けていたモロッコ。
英語力は中学生以下レベル、アラビア語はもちろん、公用語であるフランス語もお手上げ。
一か月前にとりあえず飛行機のチケットだけ取ったのはいいものの、準備もギリギリ。
ほぼ勢いだけで自分でもワケも分からないまま飛び込んだモロッコは…
想像していた以上に素晴らしい国でした。
この場をお借りして少し旅のお話をさせてください。
モロッコ、旅を終えてみて強く心に残っているのは人々の温かさと優しい笑顔。
出発前、訪れた事がある人たちからは危ないうわさもけっこう聞いていたけど
色々なものに守られ、心やさしい現地の人達にたくさん助けられ
特に危険な目に遭うこともなく、感動や刺激にあふれた最高の旅でした。
まず、コタンスタッフとしては食レポを。
モロッコの食べ物、基本的には何でも美味しいです!
メジャーなのはタジンやクスクス、モロカンサラダなど。
味付けはシンプルで、素材の味がしっかりと味わえます。
屋台でもレストランでも席に着くとたいてい「ホブス」というフォカッチャのような
平べったいパンと、塩漬けオリーブなどがセットで出てきます。
この「ホブス」が日本でいうご飯のようなもの。
炭水化物もよく出てきます。
ある日のホテルの朝食は、大きなクレープ3~4枚にバターをたっぷり塗ったもの、
ホブス、山盛りのチョコチップクッキー、そして甘い甘いミントティー。
見ただけで胸やけがしてしまいます。このホブス、どうやって食べたらいいんすか…?!
パティスリーではクッキーなどを好きな大きさの箱に好きなだけ詰めて量り売り。
こちらもただただ甘いです。デーツ入りのクッキーがおいしかったな。
モロッコといえばミントティーです。
緑茶とフレッシュミントを煮だしたお茶に、
信じられないくらい大きな角砂糖のかたまりを入れて飲みます。
初めて飲んだ感想は…「げっ!ハミガキ粉飲んでるみたい!!」と
顔をしかめてしまいましたが、毎日強い日差しが照りつける中
この土地を歩き続けていると不思議とこの味が恋しくなって
旅の後半ではよく自分でもオーダーしていました。
そしてモロッコはとてもオーガニックな国でした。
もちろんそれを意識しているわけではなく、そういう暮らしが当たり前というかんじ。
特に先住民であるベルベル系の人々は、砂漠へと続くアトラス山脈の
険しい山道沿いの小さな村で、これぞ人間の暮らしの原点!というような生活を送っていて、
何百年も昔にタイムスリップしたような気分でした。
自然の恵みを上手に生活に取り入れ、必要なものは自分たちの手で作り出す。
過酷な環境の中、生きるために農作物を育て、家畜を育て、チーズやハチミツも自家製。
一家に一頭は飼っているというロバが、収穫した重たい荷物を背負って車やバイクとともに
道を歩く。女性たちはヘナやデーツの種から作ったアイカラーでお化粧して。
マラケシュやフェズ、シャウエンなど街のスーク(市場)には
高い技術を持った職人さんがたくさんいて、伝統を守っています。
多く見られたのは、バブーシュ、革製品、染色品、陶器、カゴ細工、木工品、鍛冶屋など。
とても繊細な作りと美しいデザインや配色。うっとり見とれてしまいます。
藍やスパイスなどのナチュラルカラーで染められたカーペットなどの布製品もすてき。
また、人と人とのつながりをとても大切にしている国だな~という印象が強かったです。
家族や友人をとても大事に想い、困っている人がいればお互いに助け合って。
道端で顔見知りに会えば、満面の笑みでハグしてほっぺにキスの挨拶。
「やぁ、元気かい?」と会話が始まる。
女性同士だって、おじさん同士だって、おじいちゃん同士だってみんなそんなかんじ。
そんなキュートでLOVE&PEACEな光景をしょっちゅう目にして心が温かくなりました。
自分の気持ちを素直に相手に伝えることができるって素敵。
長時間移動の列車の中では、一人が話し始めると隣のお兄さんも向かいのおばちゃんも
どんどん加わって世間話が始まり、初対面同士とは思えないくらい和やかな空間に。
私もボロボロの英語と、筆談と、ジェスチャーを駆使して異文化交流をエンジョイ。
向かいの席のきれいな目をした男の子。鶴を折ってあげたら喜んで遊んでくれました。
イスラム教徒のモロッコの人々は神様への感謝の心もとても大切にします。
モスクと呼ばれる礼拝堂が街のあちこちにあり、その高い塔から一日5回、アザーンという
礼拝を呼びかける言葉が街中に響き渡って、とても神聖な空気に包まれます。
毎週金曜日の”祈りの日”には、モスク周辺やお店の前にもマットを持参した人々が集まり
呼びかけに合わせてジュラバ姿の人々が一斉に地面に頭をついてお祈りしていました。
モロッコにいると1日の時間の流れがとってもゆっくりに感じます。
日が落ちるのが21時頃だったのもあると思いますが、日本とは明らかに違う時間の流れ。
人々の話し方も歩くペースもゆっくり。仕事の合間の一服タイムも大切にして。
子供や動物たちも大自然の中で自由にサッカーしたり走り回ったり。
なんというか、街全体の空気がせかせかしていなくて、ゆっくりと深呼吸ができるのです。
初の海外旅を終えてみて…旅は新たな自分にたくさん出会える瞬間がたくさんあります。
日本にいると、色々な雑念がつきまとったりして思うようにできないようなことも
自然とできてしまう。積極的にコミュニケーションをとりにいけたり
色々なトラブルも楽しんじゃってる自分がいたり。
「こんな自分いたんだ~!」という驚きと発見もたくさんあって面白かったです。
不思議な旅マジックにかかりまくった二週間。ちょっと自信もついた。
そして、この国のことがより好きになりどんどん興味が湧いてきています。
人々の暮らしのこと、食のこと、仕事のこと、音楽のこと、イスラム教のこと、
ベルベルやトゥアレグ民族の歴史のこと…。もっともっと知りたい。
この国の人々の大きくて豊かな心はいったいどこから生まれてくるのかな。
あのどこまでも続く広くて大きなアフリカの大地の魂が心の中に宿っているのかな。
できることなら実際に住んで生活をしてみたいくらいだけど
それはすぐには叶いそうにないので…ちょっと勉強してみます。
それと同時に、愛すべきふるさとである日本が誇れる昔ながらの文化や知恵も
絶やしたくない、大切に守っていきたいと改めて強く感じました。
日本の食は本当に素晴らしい。そして美味しくて身体まで元気になっちゃう。
そんな素晴らしいJAPANES FOODを、ここコタンから
みなさまとシェアさせていただけること、本当に幸せに思います。
長い長い記事を読んでいただいて有難うございました。
これからもどうぞ宜しくお願いいたします☆
2014.06.30