2009.05.13

       無添加の練り物ってほんとないよねえ  

   ついに店頭販売始めました。 出雲 別所蒲鉾の完全無添加のねりものです。

 島根県に生産者を訪ねに、軽バンの後ろに寝床を作って出かけたのが約3年前。初日に木次乳業やその他の生産者を訪ね、その夜は、次の日の朝にアポイントを取っている別所蒲鉾の工場のちかくであろう海岸に車を止めて寝た。朝になり夜は暗くて気付かなかったあたりを見渡すと、止めた車の真後ろがその工場だった。はははっなんだか不思議、ラッキー、面白い気分で工場を案内される。新鮮な魚を石臼で練り、火であぶり練物ができていく。ほんとにシンプルに、原料にこだわって作っている。
 何で世のかまぼこや練り物は、アミノ酸調味料から保存料、安定剤、着色料のパレードなのが不思議。魚のすり身を使うからうまみがあるのに(うまみの少ない安い下魚を使うため、それを補う技?)、さらに強くうまみをつけ、キャッチーな味にするため科学的うまみ成分を入れる。しっかりと野菜やらとんこつやら鶏ガラなんかを何時間も煮詰めてだしを取っているのに、最後に味の素は絶対入れるラーメン屋とおなじ路線。
 食べる人が求めてるから。(実際その味のほうがよく売れる、評判がいいのだろうけど。)それは本当に体が求めているということとは別の話。精製された純モノのうまみ成分は直接的に脳にうまいという信号を伝達する。そして、そのうまいを脳は求める。のアディクション。    

                もう自然なうまみがいいよね。

 この練り物ほんとにおいしいよ。冷蔵解凍させて、網やフライパンであっためるだけでも、そのうまみはごちそうです。

              「別所蒲鉾のこだわりの基本材料」 
山陰・九州で水揚げされた新鮮な魚(タイ、キス、カマスなどの四季折々に水揚げされた魚を不特定に使用)と国内産のタラ(日本船橋の外洋船上加工品を含む)を使用し、伝統の石臼を使用した製法で、丹念に練り上げた製品です。使用原料すべてにこだわり、デンプンは芽止め剤未使用の物を、天然だし(昆布だし、鰹だし)、ビート糖、塩田天日塩に苦汁を加えた塩などを使用し、保存料、リン酸塩、うま味調味料(化学調味料)、遺伝子組換え農産物は未使用です。

                   現在コタンが扱う品

 「出雲のちくわ」 「出雲のちくわ磯辺揚げ」 「あらめボール」 「しそ入りはんぺん」

 「うずら包み」 「野菜天」 「プレーン天」 「棒ごぼう天」 「べじたぼーるミックス」

 「海老つみれ」

                  すべて 100g 240円

※すべて値段が一緒なので、一個づつからでも同じ袋に入れてレジにお持ちください。商品は店内冷凍庫にあります。

    酒のつまみ、おでん、鍋、一品おかず、炒め物・・・・・・・おいしいねりもの