コタンの有機ドライフルーツとナッツのコーナーで量り売りをしている
「カシューナッツ」
上の写真は、コタンにある有機カシューナッツの生産現場です。
そこはスリランカのマホビレッジ。カシューアップルという赤い実。(アップルという名がつきますがリンゴの種ではないです。)その下に出ている種の中に一つだけカシューナッツが入っています。一つの実に一つだけ。その殻をたたき割ってから、渋皮のついた状態までに。そのあと、その渋皮をナイフで一つずつ削り取っていきます。他でよく見るカシューナッツは薬品で渋皮をとっているのでしょうか?表面がつるんとしていますね。この有機カシューナッツはナイフで一つずつ削っているため、その痕跡の残る少し角の残った表面をしています。そうして、渋皮をとった実をココナッツオイルでローストして出来上がりです。
カシューナッツは、「食べる宝石」と呼ばれます。コタンに入荷するときの出来上がった状態のカシューナッツしか知らないと、この形容にあまりピンと来てなかったけど、NOVAのブッシュさんが現地に行った時のこの写真を見せてもらって、ピンッ!です。
ひとつの実の一つだけ取れて、その皮を手作業でとっていく。一粒に感じる重さが変わりますね。正しく感じ知るということは、よりおいしくいただけるということでしょう。
奉還町のCAFE ザ・マーケットでは、このカシューナッツとクランベリーを使った天然酵母パンの新作を焼いています。春らしい顔のパンです。
有機カシューナッツ 100g 500円 1kgより15%割引き
ちなみに、カシューアップルと呼ばれる赤い実の部分。とても美味しそうですが、この実は渋が強く好んで食べるものではない様で、渋柿のように加工して食べるという事もしないようです。まあそこまで熱心に食べ方探すよりほかの物を食べる感じ、雰囲気なんでしょう。自分で食べてみるとすぐわかるんでしょうけどね。ブッシュさんは実験的にワインにしてみているようですけど、「たぶん美味しくないでしょう」とさらっと言っていました。