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                 映画「ミツバチの羽音と地球の回転」

                 監督 鎌仲ひとみ 音楽 shing02

                   日時:2011年4月17日(日)

            映画上映(1)10:00-、(2)13:40-、(3)17:20-  (各135分)

            監督トーク(1)12:25-、(2)16:05-、(3)19:45- (各45分)
              
              場所:岡山デジタルミュージアム 4F 講義室
             
              (岡山駅西口向かい、リットシティビル南棟4階)
                 

          入場券:1500円、前売り:1300円(チラシ持参で前売りとなります)
          

  鎌仲ひとみ監督 制作前コメントより 映画「ミツバチの羽音と地球の回転」について

前作、「六ヶ所村ラプソディー」では原子力産業の最前線で生きる六ヶ所村の人々を取材しました。
どのようなエネルギーを選択するのか、今、私たちは問われています。
地球温暖化という国境を越えた環境破壊が進む時代に生きる私たちは、私たち自身の生活が環境破壊につながるというジレンマに直面しています。

このジレンマを解く道はないのか、とこれから作る作品で改めて問いかけたいのです。
構造的な環境破壊を根本から見直し、新しいエネルギーの作り方、使い方を探りながら社会のシステムそのものをシフトしていかなければ未来がないことを多くの人が理解し始めています。
ではどのようなエネルギーに、社会に、どうやってシフトしていけばいいのでしょうか?

私はそのヒントがスウェーデンにあるのではないか、と注目してみました。
スウェーデンは脱原発を国民投票で決め、2020年までに石油にも依存しない社会づくりをめざしています。
実はエネルギーをシフトする背景には民主主義や情報の透明性、そして人権意識の高さがあることが見えてきました。スウェーデンはCO2を削減しながらゆるやかながらも経済成長を続け、質の高い福祉を実現しています。
日本とスウェーデンの違いはいったいどこにあるのでしょうか?

目下、山口県上関町で新たな原子力発電所の建設計画が進められています。
この原発は瀬戸内海の入り口にある美しい湾を埋め立てて建設されます。この原発予定地の真向かいに位置する祝島の人々は建設に26年間、反対してきました。
しかし、島民の思いとはうらはらに計画は進んでいます。埋め立て予定地、田ノ浦は海底から淡水が湧く多様な生物の楽園です。祝島の漁師にとっても最高の漁場です。
祝島の人々の暮らしが持続可能でなければ、私たち自身もまた、持続可能ではありません。

「持続可能」という言葉は実に多様な意味を含んでいます。
その中でも私が最も大切だと考えるのは自然の法則に逆らわないということです。
今回の作品で表現し、伝えたいと思っているのは普段私たちが見過ごしている自然循環の大きな力です。それを敵にするのではなく、共に生きるという感覚です。
実は、私たちの先人たちがそうやって生きて、1000年も2000年も文化や地域を持続させてきたのです。その生き方を再発見し、現代のテクノロジーと共に生かしてゆくという課題があります。それが、私たちの持続可能で安心できる未来のイメージとなるのではないか、という予感がしています。
一方で絶望的とも思える現実を直視しながら、もう一方で今、存在する可能性と希望を、それがたとえどんなに小さくともあきらめない、そんな眼差しを持ってこの映画を制作したいと望んでいます。

この映画は旅するカメラの記録です。
まったくかけ離れた場所で生きる人間の営みを一本の映画にすることで私たちがこれからどうしたらいいのか、見えてくるのではないかと期待しています。社会をシフトする人間のエネルギーやネットワークが生れるためのメディアになりたいと思っています。

           「ミツバチの羽音と地球の回転」オフィシャルホームページ

                 http://888earth.net/index.html

 

               メキシコ産の「有機アボガド」並んでいます。

                     美味しいアボガドです。

                      1個 288円

 4月2日の金曜日は、ワッカファーム錦海寮で阿蘇から風太郎さん、建部からアーチとミズエチャン、八塔寺からルリコハンを迎えて、たくさんの若者、家族が集まり、みんなでインディアンレールの夜汽車に乗り、そこから続く未来の話を共有しました。
       

    途中アーチの格言キーホルダーにつかまる。言葉を買うという人間の豊かさ、おもろさ。

 みんなで輪になってはなした、今のこと昔のこと、これからのこと。一人ひとりがそれぞれの場所から、話した。相手がいるから、自分が見える。やっぱり自分の立ち位置から、1歩自分で歩くしか何も進まない。人を変えるのは本当に難しいこと、でも自分が変わることはできること、自分しかできないこと、変わる時は一瞬、光。人が変わるということは世界が変わると一緒のこと。

        色々脱線したり、誤解したり、とても人間らしい豊かな話し合いでした。

                     また集まって話そう。

これから岡山で、いろいろと「これから」のことをそれぞれが考えるきっかけになるような催しがあります。

             4月15日(金)   復興支援イベント IN 岡山  

                         無料

              講演   田中優 (未来バンク事業組合理事、ap bank監事)
                
             ライブ   南ぬ風人まーちゃんうーぼー 
 
                  開演 18時30分   21時まで 

                 場所 岡山衛生会館「三木記念ホール」  

                   岡山市中区古京町1-1-10

             お問い合わせ NGOはるはる 090-2805-9838

                ※1人1000円以上の義援金をお願いします。

       4月17日(日) ドキュメンタリー映画「ミツバチの羽音と地球の回転」上映

                    監督 鎌仲ひとみ 講演 

               上映時間 ①10時 ②13時40分 ③17時20分

              監督トーク ①12時25分 ②16時5分 ③19時45分

               場所 岡山市デジタルミュージアム 4F 講義室 

                  入場券 1500円 前売り 1300円

                  障害者 1000円 18歳以下無料

                問合せ 090-5373-6791(赤井)