2月2日 土曜日 総社市の山手公民館にて、「六ヶ所村ラプソディー」の映画上映と鎌仲ひとみ監督の講演トークセッションがあります。
作品紹介
2004年、六ヶ所村に原発で使った燃料からプルトニウムを取り出す再処理工場が完成した。
この工場の風下には豊かな農業地帯が広がっている。菊川さんは12年前からチューリップ祭りを開催し、再処理計画に反対し、くらしに根ざした運動を実践している。
隣接した村々で農業を営む人々、特に有機や無農薬で安心、安全な作物を作ってきた農家もまたこの計画を止めたいと活動している。
一方、六ヶ所村の漁村、泊では職を失った漁師の雇用問題が深刻だ。村はすでに再処理を受け入れ、経済的にも雇用の面でも必要だという考えが行き渡っている。
2005年、イギリスの再処理工場で事故が起きた。取材で見えてきたのは事故の影響よりも、44年間日常的に放出されてきた放射性物質の行方だった。
圧倒的な力と経済力に、普通の人々はどうやって立ち向かっていけばいいのだろうか。その取り組みを、人々の営みをそしてそれぞれの選択を見つめてゆく。
日時 2月2日 (土) 13時30分 開場
14時~17時 上映会 トークセッション
チケット 当日 1500円
前売り 1200円 中学生以下無料
場所 山手公民館 岡山県総社市岡谷151-1 (駐車場 70台)
お問い合わせ 菊池 0866-93-5772
コタンの店頭でも、前売りチケット扱っています。
「過去にこの映画を見て」
温暖化とか、産廃だとか、普通に生活していても環境に関する情報はたくさん耳に入って来ます。原子力についても事故の報道などで情報が入ってくることもあります。でもそれらはある視点からみた一部の事実だということを理解し、自分で感じ知っていく事が大切だとおもいます。
自分の生活が現実にさらされないとイメージできにくいこともあるし、生活と離れたところでがむしゃらにイメージしてもまた偏った理解が続く。体験をともなったイメージを育てる。
この映画は、フラットな視点からのある体験をさせてくれました。
見て見ぬふり(思考停止)したり、反射的に反対する前に、まずは具体的に知ること。
知ること。 以前聞いた鎌仲監督の講演はとても冷静で興味深いお話が聞くことができました。 今回また監督もいらっしゃるので土曜日に総社の山手公民館にお越しください。
ひで