2013.07.22

17万票の意味

参議院選が終わった。

山本太郎、当選(祝)!

17万票の得票数を得て、三宅洋平落選。

ワタミの渡辺氏は10万票で当選、公明党の新妻氏2万票で当選。

比例制度の不条理。

比例代表制は政党票の合計数で議席数が決まる仕組み。洋平君が出た「緑の党」は計45万票。1議席取るには100万票必要だった。「緑の党」の政党票の3分の1以上を三宅洋平が占めている。ほかの強い政党からでれば当選確実の数字だが、自分の描く思いと重なり、自分のまま選挙に出れたのが「緑の党」からであり、その結果の17万票だろう。世間では無名に近い彼がこれだけの直接的な民意を集めたんだ。これは今回の選挙の大きなニュースだ。でもまったく報道はされないでしょうが。

まだまだ足りていない、選挙への熱。民意が反映されない選挙システムや数々の正直者がばかを見てきたような経験が熱を奪った。熱のない人のほうが賢い人たちだったのかもしれない、いままでは!

知名度があれば当選する、人の良さそうな芸能人は当選確実、選挙活動の基本はとにかく名前を連呼、表面的な意識だけで判断させられてる時代はもうおわろう。終わった意識が17万個。

終わりなき旅路の始まりだよ。

敗北感じゃない、今回のこのタイミングで自分の意識で選べたそれぞれの人はそれだけで勝利。そして continue to work つづけよう そのまんま 自分の日常で 自分の立場で 精一杯 大事なのは365日自分の熱をほんの1度でも上げていること 無関心からの脱却 思考停止停止 それすなわち有意識

選挙で勝つか負けるかはとても大きな違い。でもそれはもう始まっている意識のつながりのなかではほんの点の現象。使い捨てられる意識ではない、縄文からつづく昔ながらの変わらない意識を再発見、つないでいこう。その一人ひとりの有意識の副産物として健全な民主主義、議会政治、国が立ち現れる。

人はすべてを知っている、きづいている。でも生まれてくる時に全部忘れて生まれてくる、それは肉体を通して再発見する喜びを生きるため。

さあ、ほんの一度熱を上げて、自分の最前線、きょうも野菜を配達じゃ。