2012.11.20

坂口恭平

先日、d-mall神宮前 に呼んでもらって、東京へ。デイバックには、岡山県立図書館で借りた坂口恭平の本。電車で読みながら、到着。少し時間が有ったので、南方熊楠展などなどでよく立ち寄るワタリウム美術館へ。

        んん??!!坂口恭平 「新政府展」 11月17日(土)から (その翌日から)

  昔、どこかで見た写真集「0円ハウス」がおもしろく、その存在は知っていたけど、原発事故以後あたりから彼が行ってきた対談や作品、メッセージを見聞きしてその態度のあたらしさにホットな興味を持っていた。(「デイバックの1冊が彼の本」がその証拠) 

翌日、どしゃ降りの中、初日の展覧会に行った。早稲田建築学科の卒業制作で作った本(建築、空間、生活からの路上生活者のブルーテントハウスのレポート、フィールドワーク)や実際動かせる移動式ハウス(これなら建物にはならないので、農地にだって住める!!)等等、おもしろい。野良犬のような原始的な強度と洗練された都市的なスマートさが共存しているように感じる。

見終わって、外に出ると本人が目の前に。話しかけるが、イベント間近で「その後で・・」ということで、話はできなかったけれど、なんか最近多いにゃー、思ってる事、意識していることが自然に目の前に起こるというか、用意されているというか、自分のとらえ方の変化なのか、世界の現象の変化なのか、アセンション。

彼が「原発はいらない」と言うその言い方は、体制への反対意識でも、運動意識でもなく、自分の身体感覚から直接に必然に発せられていておもしろく、共感する。

これからも気になる人だ。

坂口さん、岡山きたら、コタンよってくださいね。

                         自然食コタン