2012年2月25日(土)~3月4日(日) 11時~19時
※最終日3月4日(日)には、展示していないアイヌ刺しゅうの入ったタペストリー、マタンプシ(はちまき)、カパラミ(はっぴ)、バッグ、巾着、箸入れなどの販売をします。
アイヌ刺しゅうのいろいろ販売 3月4日(日)12時~18時
場所 TheMARKET向かい (岡山市北区奉還町1-6-1)
問合せ 090-7220-1972 (コンドウ)
宇井眞紀子さんのアイヌの写真とアシリ・レラ本人さんより送ってもらったアイヌカパラミ(はっぴ)の展示会 (アイヌ刺しゅうのはっぴ、その形、その意味、そのエネルギー、楽しみです。)
アシリ・レラさんは北海道に住みアイヌ文化の中で生まれ育ちました。
アイヌの口承伝・ユーカラの語りべであり、2人の子の母でありながら、さらに8人以上の子供の里親となり、10人以上育て上げた大きな大きなお母さんです。
アシリ・レラさんはカミナリとともにこの地に落とされました。龍神の子として一度捨てられるアイヌの風習をうけたため、子供のころ自分を捨て子だと思っていました。一度捨てられおばなどの親戚に拾われるというこの儀式は、竜神の子はパワーがあり火事などが起こりやすいためにあるそうです。
アシリ・レラさんは、アイヌ語で「新しい風」という意味です。「アイヌ」とは人間という意味です。人間と動物たちが深い森や美しい海とともに住んでいた頃は、そこに差別はなく動物たちも神々として敬われていました。今も北海道だけでなく日本の山々や海でひきつがれている縄文からの思いを、今一度皆さんの心に呼び起こしたいと思い今回の展示会を企画しました。
雪が解けた春先には、岡山でアシリ・レラさん本人による講演、ユーカラの語りなどを計画しています。
その先行の催しとして、写真展、そしてアシリ・レラさん本人から送ってもらったアイヌのカパラミ(はっぴ)の展示を行います。 ぜひご覧ください。 ペケレ・ヌぺキ