2011.06.26

               なんじゃこりゃ                        

wacca farm 錦海寮での 柴田剛 監督 「ぎ・あいうえおす~ずばぬけたかえうた~」上映


 あたらしい映像体験。自分から最短にあるミリマルエクスペリエンス。でかい音で見れて良かった。映画始まった―って感じの最初最高やし、姫路のシーンすごいきれい、個人的には、2000年頃、田中フミヤの Unknown Possibility 2をウォークマンでずーと聞きながら東京郊外へ、日雇いの仕事に出かてく時の感覚とつながった。場所は変わったり、生活様式はちと変わったけど、あん時から続く感覚器官で今までずーと生きている。 ただそう思ふ。

 「ぎ・あいうえおす」音おもしろいのでペパーランドでやったらすごいと思う。一度コタンの帰りにハードコアのライブ覗いたら、その音の良さにびっくり。うるさい音楽がうるさくない。きめ細かい。職人技。能勢さん、ジロウチャン、この映画機会あったらぜひペパーで。


 あくるひ、コタンであの醤油を買った堀川軍団は、映画「堀川中立売」岡山上映初日の舞台あいさつのためシネマクレールへ。コタン閉店後、8時15分の上映に自分も向かう。
 
 怪作「堀川中立売」。映画の原始体験「映画観た後」感が際立って残った。
脳内シャッフル。 答えがあると信じてる?当てはまる答えがある前提で考えてたり動いたり、いろんな時期にいろんな形で鍛えられたそういう恒常化した脳の機能をリセット&マッサージ。
 張りぼてじゃなく、それぞれのキャラ、シチュエーションがリアル。とくに寺田、90年代が思春期という同世代としては、急速に生々しさが薄まっていく時代の際立った生々しさが非常にリアル。 強度のある一つ一つのシーンと音楽、それをつかっての脳内シャッフル、リアルファンタジー。

                 ゴン、出たのが愛のある映画でよかったね。

 監督の剛さんや、堀川の助監督 佐々木育野くん、3年前ぐらいに知り合って同世代でガッツり映画をとっている人たちの映画を見ると映画ってあたらしいなあと思う。やっぱり新しい体験に勝るものはないし、初めてが一番いいのは自然の摂理。
 佐々木くんが、どこかの霊山で撮ったドキュメンタリー映画「或る山」を見た時も驚いた。めちゃめちゃ新しい映画体験。あたらしい映像で体が起きた。

         自分の最先端で勝負している泥まみれの人のあたらしい映画がまた見たい。

                          「堀川中立売」
  
                     6月25日~7月1日  20時15分より 

                         ※6月26日は休映日

                      場所 岡山シネマクレール 地図

                 
                        えいがのようなゆめを