たいへんお待たせしました。山口県祝島の「無農薬びわ茶」「干したこ」再入荷しました。
びわ茶は、鮮やかなオレンジ色をしたすっきりさわやかなお茶です。冷やしてもんでもとてもおいしいお茶です。
干したこは、真だこを海風にさらして乾燥させたもので、そのまま噛んでもとてもおいしいあてになるし、キッチンバサミで小さくしたのと調味料少し、一緒にご飯を炊くと何ともおいしいタコ飯が出来上がります。(タコ飯レシピつき)
祝島 びわ茶 100g 880円
祝島 干したこ 50g 798円
今回は、タコの燻製(くんせい)も入荷しました。
タコの燻製 60g 670円
原材料 マダコ、きび砂糖(種子島産)、食塩、オリーブオイル
祝島は、上関原発の建設予定地になっている田ノ浦海岸から真正面の、目と鼻の先に浮かぶ島です。
その島の島民は、そのほとんどが漁業と農産物を糧として生きています。そしてその島は20年以上も原発立地に反対の姿勢を崩さず、最前線で強引に建設作業を行おうとする中国電力に建設中止を求めています。
自分たちの生活がかかっている(原発ができて運転が開始されると、放射線物質はもちろん、その温排水によって海水温度が広範囲にわたって上昇することや、排水給水口に付着するフジツボなどを除去するための薬品で海が汚染させるなどなど、海の環境が大きく変わることは明らか。)島民たちにとって、その生活の場をおびやかす原発の立地への阻止行動は、自分の命、家族の命を守ることと同義です。
現在も、明日何が起こるかというような緊迫した状況が続く中、本業の漁や畑での作業に手が回らないと話を聞きました。原発ができては、その本業の未来も明るくないわけで、仕事の最中でも、中国電側が作業を強行することが分かると、漁船で直ちに現場に向かい、作業をさせないよう長時間にわたって阻止します。
現場に行って強く思ったのは、田の浦の向かいに祝島がなかったら、もうとっくに上関原発は建設運転されてたということ。これは祝島の問題ではありません。いつでもだれでもつながっている自分たちの問題です。
ほとんど報道されることのない情報ですし、実際のことをいうのは見聞きしただけでは実感が薄いと思います。
今、知り合いからも、現地では人が必要で、だれか行けないかと連絡が何件かあり、声をかけています。
少しでも、本当のことが知りたい人、何か本当のことを求めてる人は、今、上関にいくといいと思います。どんな、旅よりもくっきりしたリアリティがそこに露出しています。
行く人は自分の食料と水、テントなどを持って向かってください。
下に、これに関する色々なサイトのせときます。みてください。
祝島島民ブログ http://blog.shimabito.net/
上関原発緊急院内集会の様子 http://www.ustream.tv/recorded/13073895
若者たちのハンガーストライキ http://amanakuni.net/Namaenonai-shinbun/Namae165hyousi.html
スナメリチャンネル http://www.youtube.com/user/hakunamatataTJ
虹のカヤック隊ブログ http://ameblo.jp/nijinokayaker/entry-10816390991.html
そして、岡山で4月17日(土)、この問題についてのドキュメンタリー映画。「ミツバチの羽音と地球の回転」が岡山デジタルミュージアムにて上映されます(一日に3回上映)。祝島の上関原発の問題と北欧スウェーデンのエネルギー事情を通して見えてくる自分たち(日本)の環境。当日3回の上映毎に監督の鎌仲ひとみさんの講演もあります。ぜひ会場に来てください。詳しい情報はまた改めて発信します。
岡大前コタン、奉還町マーケットで「前売り券」販売しています。