2008.09.21

                 ポニョ

 この間の休み、宮崎駿監督の最新作「崖の上のポニョ」を映画館に見に行った。
岡山で暮らし始めて4年。おそらく2回目の映画館。久々にいった映画館は岡山メルパ。時間が止まったかのような館内空間(まさに自分が幼少のころいった映画館の環境そのまんま)にまず飛ばされた。映画が始まる合図のビーーッも昔のビーーッだ。わくわくがドブっとあふれる。

 
 いやああ。よかったです。ポニョ。もう感触とか心の表現力が圧倒的で、そこらの実写のドキュメンタリーより人をリアルに感じ、海や自然においては、実際の自然をハイビジョンでリアルに映すようなネイチャープログラムより、自然の質感や性質がリアルに伝わるくらいだ。
 アニメーションの可能性みたいなのを感じた。アニメは無限にファンタジーの世界に飛んでいける道具だけど、その道具の使い方次第で圧倒的な現実描写と表現になるんですね。
            あらためて道具は使い方が大切です。も感じました。

 今回はすべて手書きのアニメーション。その色、動き、光、映像作品としても圧倒なので、この映画は映画館でみるのがいい。今だと夏休みのちびっこはいないのでゆったりと観れるし。400席に15人ぐらいやった。

               「崖の上のポニョ」 素晴らしい仕事です。